三星堆遺跡で日本人の象徴を発見!?
“千里眼の仮面”が眠っていた成都郊外でも「M702iG」がつながる!


謎多き古代の文明「三星堆遺跡」を訪れる

 赤ちゃんパンダのかわいさに、放心状態の私をガイドの雷鳴さんがせかすようにバンに乗せ、次は「三星堆遺跡」に向かう。成都市から北へ50キロ。パンダ園からは時間にして40分ほどかかる田園地帯のど真ん中にその遺跡はある。

途中いくつもの街を通り抜ける。これはそのひとつで成都郊外の町並み

大変近代的な建物。これが、三星堆博物館入り口。第一展示室と第二展示室がある この遺跡の位置は四川省の東よりにある

 この遺跡は、発見されてからまだ20年ほどしか経っていない。さらに発見直後、中国では天安門事件などがあり、国が大変なときだった。そのため、かなり長い間、放置状態であったという。最近になってやっと整備され、外国人観光客向けに整備されたそうだ。だが、辺ぴな場所にあるせいか、オフシーズンのせいか、人影は少ない。とはいえ、建物は内部もきれいで清潔。食事する場所もあり、お勧めの観光スポットだ。

 この遺跡の年代は4000年から3500年前だと言われている。そうなると、エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明に匹敵する文明が、この四川省の揚子江流域にあったということになるのだ。しかも、出てきた遺物というのは、今まで世界中に類のない青銅の巨大な遺物だった。

何かがまだ解明されていない「神樹(しんじゅ)」と呼ばれるもの。高さ5mほどもある
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これは中国でよくみかける「金のなる木」。だが、神樹とはまったく違う。比較のため置いてあるようだ
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「縦目仮面(たてめかめん)」と呼ばれる巨大な青銅の面。飛び出した目は千里眼を意味のではないかと言われているそうだが、作られた目的などまだ何一つわかっていないのが現状
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 巨大な縦目仮面などの青銅器は、祭祀に使用されていたのではないかというのが定説だ。縦目仮面は王の面で、国をどこまでも見渡し、大きな耳ですべてを聞き、守っているという意味があるではないかと言われている。また、この地は、現在まで続く巨大な稲作地帯だが、天候は1年を通して曇りが多い。「蜀の犬は太陽に吠える」と言われるほど太陽が顔を出すのは珍しく、太陽信仰があったと想像されている。この青銅の遺物が太陽信仰と関わりがあると言われているゆえんだ。

「山海経(せんがいきょう)」という中国最古の地理書に載っていたという中国神話の怪物「饕餮(とうてつ)」ではないかと言われる青銅像。体は牛か羊、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔を持つというがまだ何もわかっていない。私は不老不死の桃の実を持つ西王母に使える鳥のように見えた
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