地中海の洞窟水族館とどこまでも美しい海

 中世の城の中を迷子になった気分でふらふらとホテルに戻り、今度は近くを探検することに。島の北端にある水族館まで、歩いて5分ほどだったので、行ってみることにした。砂浜に1本、海へ向かう道の突き当たりに、その水族館はある。周りを見渡すと、ほかに何もない。あるのは海・海・海。青い空と青い海が繋がって、不思議なくらい青い世界だ。

 洞窟仕立ての水族館は小さいながらも子どもに大人気。周辺の砂浜では、人々が思い思いに日光浴を楽しんでいる。私もビーチで裸足になり、ケータイたちを取り出し、ネットサーフィンしてみると、フルブラウザでデジタルARENAのサイトにもアクセスできた。島の中はどこも、快適にケータイが使える。こんな広大な地中海の上の島のはじっこでも、ケータイの電波は世界中につながっているのだ。不思議な気分だ。

フェリーが通り過ぎる。かすかに見える対岸はトルコのマルマリスという街だ

水族館に到着。まわりになにもない 通路にあったタイルと904SHを記念撮影

水族館の展示品は魚の剥製や化石もあり、充実している もちろん、生きている魚の展示もある。洞窟風でまっくらな展示室

水族館を出てビーチへ

石投げをして遊ぶ息子 突然、日本からの電話。息子大喜び。「ぼくはいま、ギリシャにいるんだよ」

試しにフルブラウザでデジタルARENAのサイトへ。おおっ、サクサク表示されるではないか Yahoo!JAPANにも楽勝でアクセスできた

この砂浜からYahoo!オークションにも参加できるなんて!Vodafone 904SHで撮影 Vodafone 904SHで撮影した砂浜。この場所は石が大きく、足が汚れないのはいいけど歩きづらい

暮れなずむ砂浜。すでに夜の8時を回っています。明るいですけれど。904SHで撮影


ギリシャよ、さようなら。そしてマルマリスへ

 中世から抜け出たような世界遺産・旧市街地を持つロドスシティに別れを告げ、船は一路トルコのマルマリスへと向かう。トルコのクシャダシから、ギリシャのサモス島、レロス島、コス島、ロドス島ときて、また、トルコに戻るのだ。早朝、来たときとは違う、コマーシャルハーバーまでタクシーで行き、イミグレーションオフィスで出国手続きをする。名残惜しいが仕方がない。ギリシャを去るのだ。

 またここに来ることがあるなら、ぜひレロス島に泊まってみたい。アテネから遠く離れ、トルコからも直行便はないこの小島で、思いっきりケータイでネットサーフィンしてみたい。島の奥にある、病院跡にも訪れてみたかった。

 トルコ側から見ると気難しいギリシャ人というイメージを持ってしまいがちだが、これらの島の人たちに限って言えば、非常にフレンドリーで、にこにこしている人が多かった。私たち親子に親切にしてくれた、Vodafoneショップのみなさん。つたない英語をなんとか解読してくださった、ホテルの従業員、皆、地球の反対側からやってきた私たち親子に優しかった。

 平和そうに見えて、実は緊張関係にあるトルコとギリシャだが、そこにある境界線は国が敷いたもの。実際には境なんてない。トルコ人もギリシャ人も、融合し、実に楽しそうに暮していた。そして同じVodafoneやNokiaのケータイを使っていたのだ。ケータイに国境はない。

 次回はいよいよ最終回。マルマリスからトルコ中央部にあるカイセリに飛び、そこに住む若者たちに日本のケータイを自慢して回った様子をご報告します。お楽しみに。

港へはタクシーを呼んでもらって向かいます。フロントに英語通じてよかった イミグレーションオフィス横の免税店。つぼなどギリシャ風の土産物をチョイス

イミグレーションオフィスで、出国手続き。トルコに渡る人はたくさんいます。ビジネスマンも多くいました さようなら、ギリシャ!ヒラヒラとなびく旗が、別れを惜しむよう

城壁に守られた要塞のような島・ロドス島。また会う日まで、ヤー・サス(さようなら)!

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