聖母マリアの家で「ダ・ヴィンチ・コード」を夢想
バラの花のような赤い「SIMPURE N」がマリアの家を飾る

 2006年3月にボーダフォンの記者会見で、初めて「Vodafone 904SH」を見たときは、「なんか大きくてゴツいなぁ」という印象だった。ケータイ初のVGA液晶の美しさには目を見張るものがあったが、なんせ分厚く重い。

 しかし、デモコーナーで「星座をさがそ」というアプリの説明を聞いてがぜん興味がわいた。「内蔵のGPSと6軸センサーを使って、そこから見える星座の位置を表示します。実は“地球の裏側”でも使えるんですよ」――この説明員の言葉に、私は心を奪われてしまった。地球の裏側、それは海外……そして星座といえばギリシャ神話。こうなりゃ、ギリシャで「星座さがそ」を使うっきゃないでしょう!(フツーはそんなこと考えないと思いますが……編集S)

 そして5月。私はいても立ってもいられず、ギリシャへ飛んだ。Vodafone904SHのアプリ「星座さがそ」をギリシャで試すために。さらに、発売されたばかりのグローバルケータイ・NTTドコモ「SIMPURE N」「SIMPURE L」や、ギリシャの無線LANの普及状況をチェックするためにウィルコム「W-ZERO3」も用意。ついでに、auのワンセグケータイ「W41H」に録画した日本のワンセグ番組をスタンバイ。計5台のケータイをカバンに詰め込む。さぁ、行くぞ!神々の住む国ギリシャへ!

今回はこれがオールスターメンバー。上がウィルコム「W-ZERO3」。左から「Vodafone 904SH」、au「W41H」、NTTドコモ「SIMPURE L」「SIMPURE N」


トルコ経由で島巡り……だってアテネの半額なんだもん!

 ギリシャと言えば首都アテネへ飛ぶのが普通だが、今回はアテネはすっ飛ばし、トルコからギリシャ入りすることにした。というのも、アテネから出ている島巡りツアーはかなり高額だが、隣国トルコのクシャダシの旅行会社で手配すれば半額程度で済むからだ。

 クシャダシからほど近いイズミルという街には、イスタンブールからの飛行機もあり、知人もいる。そのルートに決めて、後はあまり考えずに成田から直行便でイスタンブールへ向かった。イスタンブールで一泊した翌早朝、イズミル空港へ降り立つ。日本を出てから、まるまる24時間たっていた。

なんにもないイズミル空港。しかしここからバスで3時間ほどで、ギリシャとの国境近い港町クシャダシへ行けるのだ 突然夏!イスタンブールより気温が高い。奥に見える白い建物が空港。他になにもありません

 イズミル空港から街まではバスで約30分ほど。街へ着くと、知人の経営する薬局を訪ねることにした。この人が、ギリシャツアーの手配をしてくださったおかげで、私は安くギリシャの島巡りができることになったのだ。ひとことお礼が言いたい。バスを降りて彼のケータイへ電話をかける。電波はボーダフォンもドコモも問題なく届いている。やはりケータイがあれば、旅はぐんと便利になる。

 アルバイトの青年に連れられて薬局へ行き、お世話になった店主のムッシンさんにお礼を言う。そして恒例のケータイ自慢。ムッシンさんが好きなケータイはどれですか?

電話をかけて数分、薬屋のアルバイト青年が迎えに来てくれた。看板の「ECZANE」とは薬局という意味。日曜日は大抵閉店なので、薬を買いたいときは気を付けて ムッシンさんが選んだのは、auのW41H。実は日本のTV放送の録画を見せたのだ。「ハーリカ!(これはすごい)」とムッシンさんイチオシ

青年が選んだのは、Vodafone904SH。液晶のきれいさにびっくりしていた ムッシンさんのケータイは、NOKIA 8910i。シャキンと開くところがかっこいい

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