ケータイ抱えてガイドブックにも載ってない“秘島”へ
小学生の遠足に乱入!「iZone」でチェキしまくり!

 ヘラの聖域「ヘライオン」で有名なサモス島へ着いた後、ホテルに荷物を置いて街をぶらぶら。明日早朝にはこの島を後にする予定なので、遺跡に行くなら今しかない。しかし、バス停を探しているうちに、ボーダフォンショップを発見。遺跡も大事だけど、ギリシャのボーダフォンショップを素通りしたら、絶対後悔する(って私だけ?)。

最初にあいさつしてくれた店員さん。店内がざわめくなか、息子と遊んでくれた 黒っぽいケータイが多いギリシャ・サモス島のボーダフォンショップ

SHARP GX17」は、103.51ユーロ モトローラにシャープにサムソンが、仲良く並ぶ

シャープの端末がこんなにあるとは……ちょっとびっくり BLACKBERRY 7100v」。初めて見るメーカーだ


サモス島のボーダフォンショップでVodafone 904SHが大人気

 思いついて店員に、Vodafone 904SHと同じ機種はあるか? と端末を見せてみた。店員は驚いて、店長まで来て、904SHをケータイで撮影しだしたり、画面を確認したり、非常に興味を持ったようだった。この様子では、ギリシャ版904SHは発売されてないのだろう。美しいVGA液晶に感激する店長は、「ヤポニア ト キニト グレイト(日本のケータイはすごい)」と904SHをしきりにほめていた。

デコ電しているギリシャ娘もけっこうみかけたのだが、こんなシールで簡単にデコれるからなのね Bluetoothのヘッドセットが安かった(40ユーロほど)ので、買ってみた。パネル着せ替え式だ

単純なのはいいが、ちょっとちゃちいかも。しかし、手軽な値段でかわいらしいデザイン。Bluetoothのヘッドセットを利用する人が多かったのも納得 トルコに戻った後、友人をモデルに撮影。彼にはぴったりサイズのようだが、私にはちょっと耳かけ部分が大きかった


女神ヘラが生まれたとされる古代の遺跡「ヘライオン」へ

 どうしてもバス停が見つからず。店長にタクシーを呼んでもらってもなかなかつながらず。仕方がないので、流しのタクシーを拾うか……と道へ出てみる。

 タクシーを止めるとき、日本式に手のひらを見せてはいけない。このしぐさは侮辱を表すのだ。手の甲を見せて前に出し、上下させて合図するのが正解。しかしこれでもタクシーはなかなか止まってくれない。20分ほどトライして、ようやく1台のタクシーが止まってくれた。「ヘライオン」そういうと運転手は黙ってにっこり笑い、車を走らせた。約8キロのドライブだ。

サモス島は島といっても、この辺ではかなり大きな島である。白い壁、オレンジの屋根で統一された住居

 ピタゴリオの街からタクシーで20分ほど行くと、サモス島唯一の世界遺産「ヘラの神殿・ヘライオン」へ到着した。この場所には村や町はなく、土産物を売る店もない。ただゲートに小屋があり、そこでチケットを買い、中に入る。私の行った日は何かの記念日だったようで「Today is Free」の看板が置いてあったのでそのまま遺跡内に入っていった。

遺跡内からゲートを撮影。息子は「ここで待ってる」といじけ気味。土産物屋どころかカフェもないので、子どもにはつまんないかもね。やばい急がねば! 数十メートル歩くと、ヘライオンの巨柱が見えてきた。ゼウス神の妻ヘラ生誕の地に建てられたこの神殿は、紀元前6世紀に再建されたものだという。さっそくケータイ達を日陰に置いて記念撮影

この柱一本の大きさから計算すると、アテネのパルテノン神殿の約2倍の規模だったと考えられている 恒例の記念撮影。大理石の柱が大きすぎて撮影に苦労した

もちろん電波はバリバリ届いている。島の場合、妨げるものがないからだろう 神殿の土台跡。美しい山々と海に囲まれ、人里離れたこの地に、もしまだ神殿が建っていたら、想像を絶する美しさだったと思う

待たせておいたタクシーに乗り込み、港町ピタゴリオに戻る。タクシーは往復で20ユーロ。適正価格なのかどうかよく分からなかったが、私にはそれだけの価値があるショートトリップだった

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