ダットエムオーはそれこそ“奇跡”のプロジェクト

京:おちさんは、ケータイは機能よりデザイン重視ですか?

お:はい、機能はもちろん大事ですけれども、やはりデザインを重視しますね。手に持つ以上、トータルなファッションとしてこだわりたいですから。

京:ダットエムオーのいいところは、おちさんがカッコイイとお墨付きを出している!と言えるところだと思うんですが。

お:いや僕が言う以前に、各ブランドともアパレル業界では大人気なものばかりですから、そのブランドのファンにとっては待ち望んでいたものなわけです。服もケータイもトータルでそろえたい人はたくさんいますからね。ダットエムオーのいいところは、いろんな競合するブランドのものが並んでいるところです。これだけのブランドのものが、同じ店に並んでるなんて、ありえないですから。

京:それにしても、ダットエムオーのカスタムジャケットは、手に取るとその質の良さがよく分かります。これを普通のドコモショップでも展示したりすることはできないんですか?

お:ダットエムオーのように、今まで誰もやったことのないプロジェクトを展開していくのは、簡単なことじゃないんです。だから、ダットエムオーみたいなお店ができて、しかも今なお継続しているっていうのは、ホント奇跡に近いんです(笑)。でも僕がやるからには、カスタムジャケット・実店舗・オンラインSHOP・テレビ朝日の番組“カリスマスク”のようなテレビ媒体と、四方から攻めたかったんです。

京:ダットエムオーのWebサイトは、会員でないと読めないコンテンツがあるってところも、いいですよね。しかも、ほとんど“カリスマスク”のような貴重な対談の映像をサイトで見られるのも、すごい。

お:会員登録は無料なんですけど、「会員だけに」ってすることで、レア感が出るでしょう。あれ、まんまテレビ番組ですよ。NIGOさんやRoenの高原さんの話している姿が見られるなんてすごく貴重ですから、ファンの人にはたまんないと思いますよ。

ダットエムオーのWebサイト。メニューのひとつ「ダットエムオーTV」では、おち氏が「夢のケータイ」をテーマに、カスタムジャケットの著名デザイナーと対談する動画コンテンツを配信中。現在、ネットでの情報発信に相当力を入れている様子

京:FOMAの901i、901iS、902iやN701iシリーズ以外の端末にも対応していこうというお考えはありますか?

お:カスタムジャケット対応端末を他のメーカーが出すというのなら、考えたいと思います。でも、これもブランドですから。どれにでもダットエムオー、というのがいいかっていうと、それは違うと思うんです。目指してるってわけではないですが、先日パリに行ったとき、みんなが持ってるケータイがどれも違う。各キャリアがそれこそいろんなおしゃれなケータイを販売してるんですよ。あれが本当じゃないかと思います。

京:ケータイ以外にもTシャツや帽子などのアパレルを販売されていますが、今後の展開はどうなりますか?

お:カスタムジャケットだけじゃなく、ケータイ本体も扱っていきます。そして逆にトータルファッションとしてのブランド「ダットエムオー」でありたいと思っています。だから「あの洋服屋、なんでケータイも売ってるの?」って言われるぐらいにしたい。ケータイもファッションの一部としてとらえたいんです。4月13日に発売になった「Roen」の新作カスタムジャケットも、Roenファンには欠かせないものになるはずです。

「Roen」の新作カスタムジャケット3種。「roar」とコラボしたミッキーの二丁拳銃のデザインがステキ! よく見ると、おち氏のTシャツも同じミッキーの二丁拳銃!

NEXT350万人の“洋服エンゲル係数の高い人たち”を狙う