カリスマ“デコデニスト”が生んだ神戸スタイルデコ電
SH902iがクリスタルビーズで“お姫さま仕様”に大変身!

 皆さんは“デコ電”というと、どんな印象を持つだろうか。「数年前にブームがあったね」「あまり興味がない」「そのままのケータイのデザインが好きで買ったんだから」「私のスタイルに合わないと思う」「女子供がするもの」……。私の周囲でも、そういう意見が多かった。

 私自身も、ケータイのデザインには大いに興味がある方だが、ケータイを装飾することについては無頓着で興味が全くなく、シールすら貼るのは「ダサい」と思っていた。そのままでもスタイリッシュな最近のケータイは、へたにやぼったいストラップも邪魔だ。ありのままの姿で使うのが一番だと思っていたのだ。


ケータイの流れは薄型コンパクト…なのにデコる人たち

 最初に装飾ケータイに興味を持ったのは、昨年夏、成田空港で出会った関西弁の女の子たちの集団が、みんなケータイに“デコ(装飾)”しているのを見た時だ。しかも、耳を澄ますと「自分でデコったの」と言う。ケータイにはおもちゃの宝石箱をひっくり返したようなピンクのキラキラビーズと、直径1cm以上もあるバラの花が付いている。それを見て正直「すごい!」とは思ったけれど、「私もデコってみたい」とは思わなかった。けれど、彼女たちの「自分でデコった」という言葉が、耳に残っていた。

この時見かけたデコレーションケータイに似たデザイン。大きなバラは直径1.5cm以上、裏表ともに装飾してあり、厚みもあった

 その後、“デコ電”を意識し出すと、実にたくさんの“デコ電屋”が街にあふれているのに気が付いた。渋谷・新宿・上野・原宿・池袋・お台場などなど、都内の繁華街には必ずといっていいほど、装飾ケータイの屋台があったのだ。

 全面シール貼り、LED改造、塗装、そしてデコ電。街にあふれる装飾ケータイはどれも“すごい”のだが、今回は“デコ電”を取り上げて、詳しくご紹介したいと思う。

ショーウィンドーに並ぶ豪華な“デコ電”。値段は2万円~とかなり高価 ヘッドホンやiPodにもおそろいで“デコ”っている。渋谷109の中にあるお店

ネイルアートの店の片隅にあるデコ電の数々 おなじみのマーク。これは男性にも好まれる図柄だという

こちらは、新宿東口方面にあるデコ電ショップ 全面シール加工やLED改造の他に、デコ電もある

お台場にあるデコ電ショップ。買い物途中のカップルがのぞき込んでいた


そんなに流行っているの? 都内の若い女性に緊急インタビュー

 お店はこんなにあふれている。ということは、私が知らなかっただけで、実は“デコ電”ってはやっているのだろうか。若い女性の友人3人(19歳から21歳)に声をかけて、最近のトレンドを聞いてみた。

京太(筆者):皆さん、私に最近のデコ電のトレンドを教えてください。

さちこさん:デコ電ってはやったのはずいぶん前じゃない? 今はあまり興味ないなぁ~。やってもらうと高いんだもん。

ゆりさん:そうね。私は自分のスタイルに合わないので、前もやらなかったけど。

あやかさん:私はやったことあるよ。自分でデコったの。

 ついに「自分でデコった」人に出会うことができた!あやかさんにいろいろ聞いてみた。

あやかさん:ネイルと合わせてマニキュア塗ったり、ハートのシールを貼ったり。そういうの大好き。今もちょっとだけしてるでしょ。

 そういってあやかさんが差し出したケータイを見ると、確かに背面液晶の周りに、キラキラ光るラメ入りのマニキュアが塗ってあった。

あやかさん:今は専門学校生なので、ウケ狙いで担任の先生のプリクラ貼ってるけど。時間があればまた、デコってみたいな。はやっているというわけじゃないけど、好きな娘はもう、ずーっとデコったケータイ使ってるよ。

 なるほど。主流ってわけじゃないけど、ブームが去った中でも、デコ電にハマり続けている人がいるということなのかもしれない。あやかさんに、今はどうしてデコらないのか聞いてみた。

あやかさん:だって、まだケータイ買ったばかりなんだもん。キズが付いたらデコして隠します。

左から、歯科助手のゆりさん、主婦のさちこさん ゆりさんのケータイ。シンプルにストラップをつけただけ

美容学校に通うあやかさん。あれ、ちょっとデコってる? 背面液晶周りにゴールドのマニキュアを塗ったのだそうだ

みなさんのケータイを拝見。ストラップはにぎやかだけど、あやかさん以外は全くデコってないなぁ……

NEXT秘蔵の名機、マイ・SH900iをデコってみた!