LEDは色によって値段が違う

 最上店長はくりすたるあーとに興味を持ち、林先生に弟子入り。現在、くりすたるあーと加工サービスや、林先生の描いたカスタムジャケットなどを仕入れて販売している。ビーズを使ったワンポイントデコ電、そしてLED改造を組み合わせたものもある。「神戸スタイル」ほどではないにしろ、かなり派手な印象だ。装飾は様々だが、“光る”ということに重点を置いているのがこの店のスタイル。早速、私のSH901iCを見てもらった。

京太(以下、京):これも悪くないけれど、なにか物足りない気がするんですが……。なんだと思います?

最上さん(以下、最):うーん、このLEDの色がまず問題だね。光の強さにばらつきがあるでしょう。しかも、このシールは……(絶句)。いくらくらいでやってもらったの?

京:1万1000円です。

最:うーん。まずLEDの電球は色によって値段が違うんです。この色はあまり高くないLEDなので、もう少し安くてもいい気がします。シールもちょっとはがれかけてるね。上手な店でやってもらえばこんなことはないんだけど。

京:私は究極のLED改造を探しているんです。店長ならどんな風に改造してくれますか? 予算は1万円くらいなんですけれど。

最:そうだなぁ。このSH901iCのボタンは黒だからなぁ。このままじゃあまり光らないんですよ。でも僕ならもっといろいろできます。京太さんの好みの色とか、そういうのを伺ってから考えてみましょう。

京:ありがとうございます! あのう、例えば背面側にも穴を開けて改造することは可能なんですか?

最:いや、SH901iCはできないですね。背面側に埋め込める機種は限られているんです。それに、端末によってはへたすると壊れちゃいますから。これはムリですね。

京:それではボタン側だけで結構ですので、よろしくお願いします。

 ということで、私はSH901iCを最上店長に預けることにした。どんな風になるか非常に楽しみだ。

紫色と青と白のグラデーションが美しい。光量もかなり強い。ピカーーーーッッという感じだ 背面にデコレーションした「Vodafone 902SH」。しかも背面にもLED改造を施している

「今あまり見本品がなくて」と最上店長。いえいえ、十分ですよ。ピカピカです!


ケータイ王子のお手並み拝見!

 翌日、わくわくしながら受け取った私のSH901iCがこれ。ほかにも最上店長の自信作をスタジオに持ち帰り撮影してみたので、ご覧いただきたい。

私のSH901iCがこんなにピカピカに。ケータイを開くとピカーッと光る。光量が強く、穴の数も増えて、まぶしい限り。上部のボタン周りはネオンサインのように線状に光っている。色もパステルカラーでステキ!

これと比較してみてください。元はボタンの色が「黒」いのに、ケータイ王子の改造では「白」くなっています。「実はボタンだけモックと取り替えたんですよ。黒いボタンだとどうしても地味になってしまいますので(最上氏談)」そこまでやってくれたんですか!

これは穴の開けてある場所にジルコニア(石)がはめ込んである。ジルコニアが下からあたる光に反射して、さらに輝きを増幅している。これだとLEDが点灯してないときでもキラキラと美しい。ただし、画面が傷つくため、画面とボタンの間に隙間がある機種しかできない。「SH901iCは隙間があるのでジルコニア加工できますよ。またいつでも持ってきてください(最上氏談)」

auのW11Kも、ジルコニア加工ができる。光量もかなり強い赤い光のグラデーション。黒い端末に赤い光が男性的でかっこよく目立つ

これは先生保有のSH901iCの白。クルッと裏返して液晶画面を上に出したら、背面のメニューキーも光るようになっている

こちらはVodafoneの902SH。LED改造したあと、デコ電に仕上げた。ハート部分はチカチカとネオンサインのように動く。ボタンのキー配色もセンスがいいレインボーカラーだ

 ちなみにお値段は、通常のLED改造(穴あけ16カ所作業代込み)で1万円~。私のSH901iCのようにボタンの色を白く変えてしまう場合は1万5000円~。光量を強くしたり、ジルコニアを埋める場合は、機種によってできる場合とできない場合があるので、相談してほしいとのこと。なお、シール加工やビーズなどのデコレーションも追加したい場合は、先にLED改造を済ませるのがセオリー。「本体をバラしますからね。場合によっては装飾を一部崩す可能性があるんです」(最上氏)。

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