Part1:修理を素早く終わらせるテクニック

メーカー修理“3日”のナゾを解き明かす


●NECの修理工場は1日平均1000台を修理
NECの修理工場には、毎日700~1300台の故障したパソコンが到着する。流れ作業で、ほとんどの場合当日中には修理が完了する

 修理に出して引き取りまで、数年前までは2、3週間かかった。それが今ではたった3日で済むメーカーも現れた。パソコンを修理に出して、返却されるまでの工程をNECを例に見ていこう。

 まず電話で指定した時刻に、宅配業者が回収にくる。梱包は、業者任せで済むため、玄関にパソコン一式を用意しておくだけでよい。記入しておいた修理チェックシートや添付品も合わせて渡そう(1)。午前10時までに連絡すると、当日中に回収に来る(当日に引き取りが可能な地域は、東京など都市圏が中心)。翌日、修理工場に着荷と同時に、すぐ添付品がチェックされる(2、3)。

 次に、故障の原因が調べられる。チェックシートを基に、トラブルの現象が再現するかを確認。さらにハードディスクや描画処理性能をテストして原因を突き止める(4)。

 原因が特定されると、故障している部品を交換する(5)。このとき、ハードディスクの交換やリカバリーが必要になる場合がある。現在ハードディスクに入っているデータは、すべて消えてしまうので、重要なデータはあらかじめバックアップしておこう。

1 引き取り 2 着荷
朝10時までに電話で連絡すると、当日中に専門の宅配業者が自宅まで引き取りに来る。梱包はすべて業者任せでよい(当日に引き取りが可能な地域は、東京など都市圏が中心) 前日に引き取った荷物は、早ければ翌日の朝7時30分に修理工場へ到着する

3 開梱・チェック
届いたパソコンを開梱する。このとき、チェックシートのほか添付品など届いたものをすべてチェックする。手書きメモや付箋などが付いていた場合もなくならないように確認する

4 検査
チェックシートに記載された内容を基に、トラブルの現象が再現するか確認する。ハードディスクは、専用の装置を使ってエラーがないかチェック。また、描画処理の性能は専用のテストプログラムで細かくチェックする

5 修理
原因が特定されると、マザーボード、ハードディスクなど故障している部品を交換する。発売後6年以内のパソコンなら、工場にほとんどの部品は揃っている

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