ロストバゲッジ!?カオダイ教の本拠とクチトンネル
通話はOK!でもネット接続は全滅……

 ベトナムの大都市、ホー・チ・ミン。その入り口、タン・ソン・ニャット空港へ、シンガポールのチャンギ空港からベトナム航空で向かう。女性客室乗務員の衣装は青いアオザイで、下は白いパンタロン風ズボン。ベトナム女性のスレンダーな体型によく似合っている。でも、私の頭の中は手荷物として持ち込んだ12台のケータイのことでいっぱいだった。

 スーツケースをトランジットホテル内に持ち込めなかったため、なんとかケータイや充電器などは引っ張り出せたものの、再びスーツケースにしまうことができなかったのだ。私のハンドバックの中は、ケータイと充電器で渦巻いている。チャンギ空港のセキュリティーチェックは既に出国中だったので緩かったから問題ないけど、ベトナム入国時のチェックは相当厳しいはず。ドキドキしながらタン・ソン・ニャット空港に到着するのを待った。

ベトナム航空機内部。小さな飛行機で1時間のフライト あわただしく機内食も出ます。フランスパンのハムサンド

機内誌にはケータイの宣伝も。SGH-E530は女性向けのかわいらしいGSMケータイ


あ~れ~っ、スーツケースがない!

 タン・ソン・ニャット空港に到着。早速入国審査があり、機内で書いた出入国カードを提出する。トルコでもそうだが、日本人の審査は比較的簡単に終わる。日本人で良かったなぁと思う瞬間だ。欧州人らしき人が悪戦苦闘しているのを尻目に、私は二言三言、英語で受け答えしてすんなり通り過ぎる。

 次はスーツケースを受け取るだけだ。ターンテーブルから私のスーツケースが出てくるのを待つ。そして待つこと30分。さっき審査で引っかかっていた欧州人にも先を越される。しかし、いまだ私のスーツケースが出てこない! 他のターンテーブルや、放り出してころがっているスーツケースなどを一個一個チェックするも、見当たらない。

 そんな、盗まれたの!? 声にもならない声を無理やり英語にして、係員らしき人に訴える。すると遠くのカウンターを指差すのでそこへ行ってみた。「Lost Baggage Center」と明るい色で描かれた看板がある。そこでニコニコ楽しそうに働く(憎らしい)お兄さんに、私の荷物が出てこなかったことを話す。ちゃちゃっとパソコンでバゲッジチケットに書いてあるナンバーを打ち込み調べて一言、「ああ、チャンギ空港にまだありますよ」。(摩邪風に)ハァ?

 あんなにチャンギ空港のシンガポール航空のカウンターで念を押したのに……。受付のお姉ちゃんの「ノープロブレム」にだまされた! 明日以降、ホテルまで届けてくれるという。とりあえずスーツケースの所在ははっきりしたので、仕方なくホテルへ向かうことにした。お兄ちゃんに当り散らしても仕方がないもんね。

 このとき私は「出入国カードの控えをホテルに預けるように」と言われた、と思った。しかし、実は「控えを空港のカウンターに預けて帰るように」と言われていたことに気がついていなかったのだ。おかげでまた、ひどい目に会うのだが……(ドジ続きですみません)。その経緯については、また後ほど。

 とにかく、このドタバタのおかげで、ハンドバックの中の12台についてはなんの検査もなく(スーツケースを持っていれば、セキュリティーチェックを通過するが、手ぶらなのでノーチェックで出口へ行けた)、おとがめなしでベトナムへ降り立つことができた。良かった良かった(そうなのか?)。

どうもこのカウンターに出入国カードの控えを預けるべきだったようだ 結構にぎやかなタン・ソン・ニャット空港出入り口。ベトナム語の館内放送が聴けます(画像をクリックすると動画が見られます。AVI:5.07MB、MS-MPEG4)


ホー・チ・ミンのバイク野郎は熱いぜ!

 タン・ソン・ニャット空港は、ホー・チ・ミン都心部から車で30分ほどの場所にある。タクシーをつかまえてホテルへ向かう。しばらくは、比較的閑散とした風景が続くのだが、ちょっと大きな交差点でハタと見まわすと、なんとタクシーがバイクに取り囲まれていて呆然とする。

 しかし暴走族に囲まれたわけではない。バイクは「HONDA」と書かれた日本製が多く見慣れた形なのだが、乗り方がすごい。二人乗りは当たり前。大きな荷物を抱えて乗っている人もいる。極めつけは、父・母・息子・娘の四人乗りなんて人もいる。しかも車間距離は数センチ! この町はバイクが主役だ。

空港周辺は閑散としている

ちょっと生活の見えるにぎやかな地域に差し掛かると……

カップルや同性同士の二人乗りは当たり前。3人乗り4人乗りできるのは、みなさんスリムだから?著者の音声解説入り動画もどうぞ(画像をクリックすると動画が見られます。AVI:13.6MB)

どの交差点も皆、縦横無尽に走るバイクでいっぱい。なぜか交通整理してる警官は見当たりません(画像をクリックすると動画が見られます。AVI:5.13MB)

排気ガスから鼻やのどを守るため、皆、独特のマスクをしています。髪の毛が汚れたり顔が日焼けしたりするのを防ぐため、顔全体に巻きつける大きなマスクもよく見かけました。かわいいデザインもあります。つけ心地もGOOD。マスクをしないと真っ黒になるそうです。さもありなん

NEXTVinaPhoneにつながらないのでネットアクセスは断念!