“メイド・イン・ジャパン神話”に驚く
ケータイで私たちは一つになれた喜びを実感!

 カンボジアからベトナム航空でホー・チ・ミンへ。ここで一泊トランジットした後、向かうはシンガポール。飛行機を降りればシェムリアップと同じ熱気が私を包む。ただし、あたりの状況はうそのように違う。カンボジアの笑顔に包まれていた余韻か、チャンギ空港の近代的な雰囲気になんだか悲しくなる。一人ひとりの顔が目の前に飛び込んできたシェムリアップと違い、ここチャンギ空港の人はどんどん通り過ぎていく。


最新のカーナビとケータイを装備したタクシー

 でも、シンガポールに滞在できるのもあと少し。早速、町へ出かけよう。ここシンガポールにはなんだってあるのだ。英語も通じるし、交通も便利。小さな国だから、どこへ行くにもタクシーで事足りる。カンボジアに比べれば負けるが、東京より物価も安い。行動開始、街のケータイ事情を探りにレッツ・ゴー!

チャンギ空港のマクドナルドには、無料で15分使えるネットカフェコーナーがある 南国ムードいっぱいの飾りつけ

 シンガポールと言えばこれ、「マーライオン」! 空港からホテルへ向かうタクシーの運転手さんに頼んで、ちょっと寄り道してみたのだけれど、やっぱり行って良かった! マーライオンのチョコレートを食べるたびに、この旅のことを思い出すだろうなぁ。

威風堂々としたマーライオンの像。シンガポールの名前の起源が「シンガ(ライオン)」。それに由来するシンガポールの象徴とも言える像なのだ(画像をクリックすると動画が見られます。AVI:2.95MB)

 シンガポールのタクシーはまるでロボットカーのようだ。ケータイ保有率は100%。しかも最新のカーナビゲーションシステム搭載率も私の乗った限りでは100%。小さな国だから自国民ならカーナビ使わなくても道を覚えられるのでは? と思い聞いてみると、タクシーの運転手は移民が多いので、道を熟知してなくても運転できるカーナビは必需品なのだとか。「ケータイもカーナビも、シンガポールのタクシー運転手なら持ってないやつはいないよ」とは中国系の運転手さんの弁。

空港からマーライオンを見に連れて行ってくれたタクシー内。カーナビとケータイがスタンバッている

メカニックな別のタクシー車内。微妙な日本語とシングリッシュ(シンガポールなまりの英語)で、いろいろ答えてくれました


安くて快適! 最新バックパッカー宿に潜入

 今夜の宿は、バックパッカー御用達ということで少々心配だった。しかし、ひと目見て不安は吹っ飛んだ。この hangout@ホテルは、ドミトリー(相部屋)もある通称“バックパッカー宿”。私は子連れだったのでツインルームを選んだが、それでも一人38シンガポールドル(約2700円)と格安。行きに使ったトランジットホテルの半額だ。

 料金以外にこの宿のいいところは、クッションと大画面TVのあるロビーやインターネットコーナー(無料)が設けられている点。豪華さはないがセンスが良く、居心地がいいのだ。スタッフも気さくで、写真を撮ってもいいかと尋ねると、快くOKしてくれた。大都会で他人行儀な印象だったシンガポールが一気に親しみを感じられるようになった。

 シェムリアップの超豪華なホテルもシンガポールのこの宿も値段はほぼ同額。どちらがいいかは好みの問題だが、友達を作るならこういった宿もいいと思った。子連れの私には少し場違いな雰囲気なのもあって、友達を作るまでには至らなかったが、一人で泊まるならこういう宿のほうが楽しいだろう。ただし全館禁煙なので、喫煙者にはちょっと厳しい。私はあきらめて、シンガポールでは禁煙することにした。吸う場所を探す労力が惜しいのだ。

hangout@ホテル全景。新しい小さなホテルでタクシーの運転手さんも場所を知らなかった 感じのいいホテルのスタッフ。ベッドメイクをするスタッフも決してチップを受け取らない

アーティスティックな玄関ロビー。お金はかけてないけどセンスがいいという印象 ミーティングルーム兼レストラン。でも近くに店がたくさんあるので利用はしなかった

パンフレットコーナーもセンスがいい ロビー。クッションに座って映画を見るのはサイコー! 世界中から来ている長期滞在者達が楽しそうに集っていた

インターネットコーナー。すべてADSLのWindows XPマシン。USBポートもあるのでここで写真データを整理したりして過ごした コーヒー&紅茶は自由に飲んでいい。スーパーで買ってきた食材をここでレンジでチンして食べてる人を多数見かけた。熱湯も自由に使える

 ホテルの近くを散策してみた。小さな店がたくさんあるので生活雑貨や食べ物に困ることはない。お金を出せばなんでもそろうシンガポールだが、カンボジアで贅沢三昧気分を満喫したので、今回はマクドナルドへ行くことにした。マクドナルドの隣には小さなケータイショップがあり、すかさず値段をチェック。しかし、どの端末も日本より高い。やはりここでもNOKIAやモトローラが人気のようだ。店員に話を聞くと、中古市場も活発で、子供から大人までケータイの普及率は日本並みに高いようだ。

街の公衆電話 街の食料雑貨店

小さなケータイショップ。ちょっと入りづらい雰囲気 値段は書いてなかったが、店員に聞けば教えてくれる。ちょっと吹っかけられた気がするんだけど

シンガポールのマクドナルド。特にオリジナルなメニューはない様子 おっ、これはシーモ(おサイフケータイで買える自販機)みたいね

やっぱりショートメッセージ版シーモ型自販機でした スーパーマーケット。果物が安いです

ガムのキャンペーン。1等当選賞品はソニー・エリクソンのケータイ クリスマスの飾り付けをしている最中のデパート。真夏のクリスマスなのだ

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