トゥームレイダー?ラピュタ?おとぎの園タプロム

 Ta Prom(タプロム)遺跡に到着。車が入れない長い参道を歩く。途中、戦争で怪我をした人たちが民族楽器で演奏をしていた。えてしてこういうのは哀れっぽいものだが、この人たちはとても明るい。しかも演奏も素晴らしい。

 タプロム内に足を踏み入れると、コケむしたような熱帯雨林の湿気があたりを取り囲む。美しい壁画などが残っている個所もあるが、屋根の上からがっしりつかみかかるかのように、ガジュマルの大木が遺跡を飲み込もうとしている。こりゃまるで映画のセットだ。どうしてこのまま放置しているのか不思議だったが、ガイドのシネッツさんによれば、修復しガジュマルを取り除けば、観光客が減ってしまうからこのままにせざるを得ないということのようだ。

 多分このままでは、今世紀末には酸性雨で浸食され、崩れ落ちてしまうであろうタプロム。せっかくなので、ケータイたちと記念撮影。電波はMOBITELのドコモとボーダフォンは全滅。なんとauのグローバルエキスパートサービスだけがKHM-SM(Samart)の電波を拾い、通話できる状態だった。すごいぞ、au! それにしても、いつかまたここを訪れるとき、この場所は残っているのだろうか。ガジュマルの根と観光客に侵略されていくこの寺院の将来が、心配でならない。

タプロム遺跡参道で演奏するみなさん(画像をクリックすると動画が見られます。AVI:14MB)

竹細工のカウベル。この辺は竹林が多い タプロム正面。アンコールワット遺跡よりも森が近い

コケむした回廊。壁面には赤く変色した彫刻が立ち並ぶ 建物に入り込んで根を張るガジュマルの樹

塀を占拠してしまった巨大な根 横にも根をはわせている

中心のガジュマルの樹はとうに腐っているのに、周りを取り囲む根が崩れ落ちるのを防いでいる ここは戦争の色濃い場所。戦闘の銃弾跡もよくみかけたが、これは装飾目的か運搬のためにあけられた穴のようだ

ガジュマルの樹に取り囲まれた回廊の入り口。映画「トゥームレイダー」の舞台となった場所 恒例の記念撮影。RADIDENまで持ってきちゃいました。奥からV803T、NOKIA3120、V902T、V703SH、RADIDEN。アンコールワットから少し離れたタプロムでは、auのグローバルエキスパートサービスのKHM-SM(Samart)だけ電波が届いていた。他は全部MOBITELなので全滅

NEXTケータイインタビュー by運転手のマオーさん