レストランで本格的ベトナム料理に舌鼓、そしてカンボジアへ

 ホアさんに、この近辺のオススメレストランを教えてもらう。学校へ向かう彼女らに別れを告げ、メモを片手に店へ。「quan an ngon」と書かれたその店は、日本人観光客もよく訪れるというベトナム料理の店。牛肉のフォー(米麺)やえびの生春巻き、食後にはチェーというココナッツミルク味のジュース+豆や亀ゼリーの入ったデザートをぺろっと平らげ、しばしのホー・チ・ミンとの別れを惜しむ。そうなのだ、夕方からいよいよ、カンボジアへ向けて旅立つのだ。

観光客を意識した上品な店構え。中は広く50人以上収容できそう

辛そうでぜんぜん辛くないフォー(米麺)にパイナップルジュース。ほんと果物が甘い! 山盛りの野菜もフォーのトッピングにするとぺろりと食べられるから不思議

生春巻き。これは少々香がきつかったが、えびがぷりぷり! 厳密にはチェーとはちょっと違うらしい。ココナッツミルクと亀ゼリー。身体にいいらしい


そうそう、例の“スーツケース”はどうなったかって?

 そこでまた問題が。私のスーツケースがまだ戻ってこないのだ!ホテルに届くはずだったので、フロントに問い合わせてみるも、けんもほろろに「届いてない」の一点張り。弱りきってチュンさんの助けを借りる。彼からホテルや空港に問い合わせてもらうと、空港には荷物が届いているという。それなのに、ホテルまで運んでくれなかったのは「出入国カードの提出がないため」。

 へっ?ホテルのフロントに渡したあの紙?これは空港のカウンターに出して帰らなければならなかったのだ!結局自分が悪いんじゃん!!(赤面)ご迷惑をおかけした関係者の皆様、心からおわび申し上げます。ごめんなさい!

 そして空港へタクシーで向かい、出入国カードを渡すとすんなりスーツケースを返してくれた。チュンさんへ渡そうと用意したスーツケース内のお土産を彼に渡すことができたので、ホッと一安心。着替えも万全だ。

 12台のケータイと充電器たちも半分だけスーツケースに収め(今度は乗り継ぎなしだから大丈夫だろう)、カンボジアへと旅立つ。チュンさんとホアさんに手を振って、帰り道での再開を誓い、いざカンボジアへ!……だが、パスポートコントロール前でまたピンチ!“出入国カード”がハンドバックのどこかへ!バタバタ探し回ったあげく、息子のリュックから発見。なんでそんな大事なものを息子のカバンに入れるかなぁ、私。

ベトナム・タン・ソン・ニャット空港にあるケーキ屋さんの陳列棚。おいしそー!

ベトナム航空の制服はアオザイです。すごく色っぽいのだ ATMもあります。でも出てくるお金はベトナムドンだけ

ここが恐怖のベトナム・パスポートコントロール。スーツケース受け取り時にも必要だった“出入国カード”を出さないと“とうせんぼ”される。すごく怖い顔で怒られる(無くす人いないの?絶対いると思うんだけどなぁ) これが“出入国カード”。普通はパスポートに挟んでおくんだけど、私の場合、荷物騒ぎで持ち歩いたので……(言い訳)


息子と離ればなれの危機!?やけくそでビザの写真を「I-zone」で撮る

 ベトナム航空に乗り込んで一安心したのもつかの間、今度はすごくヤバいことに気が付いた。実はカンボジアに入国するにはビザが必要なのだが、シェムリアップ空港で簡単に取得できるという情報を頼りに、現地で取得する予定にしていた。そのために必要な費用と、顔写真を用意しておいたのだが、息子の写真を用意し忘れたことに気が付いたのだ。自分のはきっちり用意しておいたくせに。コロッと息子の写真だけ忘れるなんて、バカバカ、私のバカ。ビザの写真無しでビザを発行してくれるわけないよね。カンボジアへ到着しても息子だけ強制送還!?うわー、どうしよう!

 ほとんどやけくそ状態で、息子の顔写真を小さなポラロイドカメラ「I-zone」で撮影してみる。チェキプリの方が画質がいいけれど、フラッシュが無いのだ。“i-Zone”のフラッシュを使い、慎重に撮影する。これ、ビザ申請に使っちゃっていいかな?いいのかな? 無いよりいいよね!

 カンボジア・シェムリアップ空港に到着したのは夜7時。パスポートコントロールは狭い上に、少しでも前へ前へと突き進む韓国人のツアー客でごった返している。おもちゃのようなポラロイド“I-zone”で撮影&プリントした息子の写真(プリクラです。ほとんど)を貼ったビザ申請用紙をひらひらさせて、ぐずる息子の手を引き、行列に並ぶ。

 心臓はドキドキ。汗はダラダラ。息子の「トイレ!」攻撃で、列の最後に行くはめになったりもして。弱り目にたたり目。ガイドさんやチャーターした車は待っていてくれるのだろうか。それよりなにより、果たしてここを無事突破できるのか!どんどんケータイから遠ざかっていくような気もしますが、そんなこと言わずに次回をお楽しみに!

“I-zone”の写真ってこんなのですよ。この両端をちぎってビザ申請書に貼り付けちゃった!無いよりはマシ!?

NEXT愛しきケータイたち、世界遺産「アンコールワット」へ