現地のショップで「SIMカード」を買ってみた!
電波の届かない暗闇の地下宮殿でM1000大活躍?

 イスタンブールのアジア側にある鉄道の駅・ハイダルパシャ駅を横目に見ながら、船でヨーロッパ側に渡る。イスタンブールでは観光目的のクルーズ以外にも、市民の足として連絡船が親しまれている。ヨーロッパ側のスィルケジ駅が見えてくるまで、わずか15分程度の船旅だが、実に風情がある。

ハイダルパシャ駅を船の上から臨む

船の上からみたイスタンブール。商業船が行き交う


不気味な地下宮殿、なぜメデューサの首がここに?

 今日はちょっと風変わりな場所へ「M1000」を持って出かけてみよう。アヤソフィア寺院の近くにある、「地下宮殿(イェレバタン・サルヌジュ)」という観光名所だ。ここは、6世紀ビザンチン時代の貯水池で、たくさんの石柱が地下の空間を支えている。この柱は各地の異教徒の神殿を壊して石材にしているため、本来あがめられていたはずのメデューサの首の彫刻が、無造作に、しかも横とかさかさまになって、土台として使われているのだ。

 宮殿内は一応ライトアップされているものの、薄暗く、不気味な雰囲気。昔は小船で貯水池内を見たそうだが、今は橋がかかっていて、歩いて見ることができる。M1000の電波はさすがに届いていなかったが、メデューサに旅の無事を祈りつつ、M1000を見せびらかしてここを後にする。

地下宮殿入り口から貯水池内を見る 天井からしずくがぽたり!夏でも涼しい

ライトアップされたメデューサの首の柱。足元が暗いのでM1000の液晶をライト代わりに進む 苦痛にゆがんだ顔のメデューサ。M1000を見る目もうつろ?

光輝くM1000の大画面液晶がライト代わりになるとは思いもよらなかった。それほどこのあたりは暗い場所なのだ


「スルタンアフメットジャミィ」をM1000で撮ってみる

 幻想的だけどちょっと怖い地下宮殿の後は、すぐ近くの「スルタンアフメットジャミィ」へ。ここは内装にブルーのタイルがたくさん使われているため、別名“ブルーモスク”とも呼ばれる。その昔スルタン(オスマントルコの王様)が、「金(アルトゥン)のミナーレ(尖塔)を作れ」と命じたのを、建築家が「6本(オルトゥ)のミナーレを作れ」といわれたのだと勘違いして、通常は4本しかない斜塔を6本作ってしまったという逸話がある。6本のミナーレと本堂のバランスが美しい壮大な建物だ。

スルタンアフメット全景。がんばってみたけれど、ミナーレが“5本”しか映らなかった。残念……

 こんな被写体にはめったにお目にかかれない。M1000でも撮影してみよう。色がちょっと濃い目に出ているが、なかなか美しく撮れたのではないだろうか。M1000でそのままメール送付すれば、リアルタイムにこちらの様子を日本にいる編集部のSさんに伝えることができる。「おーい、Sさん、これがブルーモスクですよ」。まじめに撮影してますからね。

M1000で撮影したスルタンアフメット 後頭部が写っていますが、これはM1000で撮影中の私

振り向けばアヤソフィア。ここもイスタンブールで有名なランドマークだ


超豪華なトプカプ宮殿

 その昔、オスマントルコのスルタンは、贅を極め、世界中の宝物を収集していた。その財宝を今に伝えるのが「トプカプ宮殿」だ。みやげ物屋の連なる観光名所のため、外国人もたくさん来ている。もちろん日本人観光客も多く見かけた。切符を買うため並んだら、以前は外国人料金ということでトルコ人よりも高い切符を買わされたのに、今では外国人も同じ値段になり、入館料が少し安くなっていた。うんうん、いいことだ。さっそく中へ。

トプカプ宮殿へ続く道にあるみやげ物屋。店先に置いてあるものはホコリをかぶっているので、買うならチェックをお忘れなく やたらと混んでいるトプカプ宮殿入り口前切符売り場。財宝殿などを見学するにはさらに専用の切符を購入しなければならない

 宮殿の庭は本当に美しい。庭にもいろいろなものが展示されているが、中でも一番有名なスルタンのマークを刻んだ石の前で、M1000君の記念写真を撮る。うーん、なかなかマッチしてるんじゃないの?

スルタンのマークの前で。おすまし顔のM1000。いにしえより時を刻んできた芸術品と、現代の技術が生んだ芸術品とが出会う瞬間(なんてのは言い過ぎ?)

 トプカプ宮殿の中でももっとも有名なのは財宝を収めた財宝殿。信じられないくらい大きなダイアモンドやエメラルド、金でできた鎖帷子(かたびら)、ナポレオンから奪った彼の肖像入り指輪などなど、すばらしい財宝がざっくざくなのだが、残念ながら写真撮影禁止。かわりに美しい庭を撮影してきたので、ご覧あれ!

スルタンのマークは金で飾られている。宮殿内の至る所に見られる。ちょっとデコラティブで悪趣味なくらい金で彩られているのはスルタンの趣味か。精細なタイルも惜しげもなくふんだんに使われている

トプカプ宮殿の美しい庭。財宝殿できらびやかなお宝の数々に己の欲望を刺激された後ここに来ると、なぜか心が洗われる……

NEXT「TURKCELL」でSIMカード購入体験記