タクシム広場で日本からのメールをチェック!

 イェニィジャミィを出ると、そこは海。ヨーロッパとアジアを区切るボスポラス海峡につながる金閣湾だ。「ガラタ橋」の上から仰ぎ見る。ロマンチックな思いとは裏腹に、海はかなり汚れていた。イスタンブールはごみ捨てのマナーがなっていない。

 そういえば先日、イスタンブールの喫茶店で爆破事件があったと報道されていたのはこのガラタ橋の袂(たもと)にある喫茶店だが、実は単にガソリンに引火しただけで、テロではなかったようだ。私がここを訪れて間もなくの事件だっただけに、少々肝を冷やしてしまった。トルコ人の知人は「トルコで何かあるとヨーロッパではすぐテロと言うんだ。よく調べてもいないのに……」とぶつくさ言っていた。

 さて、日本にいる知人達から「大丈夫?」メールがたくさん届いていた。そこでM1000で即レス。ついでに写真も添付したら、みな安心したようだった。

 そろそろお腹もすいてきたので、イスタンブールのロカンタ(食堂)をのぞいてみよう。まずはトルコの渋谷、タクシム広場を目指す。イスタンブールの有名なランドマークだ。

タクシム広場は観光名所というより、トルコ人の遊び場。家族連れやカップルでにぎわう。彫像はもちろん「アタトゥルク」という偉人。トルコ近代化に貢献した人物で、トルコリラ札はすべてこの人の肖像画。トルコでこの人の悪口を絶対言ってはならない!


お行儀が悪いですが、食事をしながらメールチェック!

 タクシムに来たらいつも行くロカンタに立ち寄る。トルコは世界三大料理の名の通りとっても食事のおいしい国だ。肉はもちろん羊がオススメ。トルコでは牛より羊の方が少し高級品。日本で食べる羊と違い、くせなど全くなくて香ばしい。

 肉の付け合せには必ず「トマトときゅうりとピーマン」のレモン汁かけサラダが出てくる。ピラウと呼ばれるバターライスも付け合せとして出る。これがすごくおいしい。お米好きな日本人にはうれしい限り。ピラウがあるので日本食がそんなに恋しくならないのだ。

 味付けも普通は変な香辛料など使わず、塩とサルチャ(トマトペースト)のシンプルもの。香辛料は苦手、という人も心配はいらない。たまにサラダのピーマンが激辛のことがあるので、辛いのが苦手な人は、サラダのピーマン(ししとうのような細長いもの)を避ければ安心だ。

 おいしい料理を食べつつ、ここでもメールチェック。M1000にはPOPメールの設定もしてあるが、ここでは手軽に「リモートメールforPC」でチェック。いくつかあるPOPメールアカウントを流し読みするだけならこれが便利。編集部のSさんも、まだ原稿の催促メールは送ってこないだろう。安心してバクバク食べる。

ロカンタ(食堂)でメールチェック。M1000はPOPメールも設定できるが、持っているすべてのアカウントをチェックしたいときは、「リモートメールfor PC」で気軽に。ただし返信はmoperaUの迷惑メール対策でできない。「未読106件」にげんなりしつつも、もりもり食べる。デザートはライスプディングやバクラワと呼ばれる甘い蜜のかかったパイ


軍事博物館でメフテル(軍楽隊)見物

 腹ごしらえもできたところで、軍事博物館へ向かった。お目当ては「メフテル」と呼ばれるトルコの軍楽隊の演奏だ。トルコ軍が進撃するとき、このメフテルの太鼓の音が聞こえると、敵は音だけで震え上がり戦意を喪失したというくらい、オスマントルコ軍は強かったそうだ。メフテルで有名なのは「ジェッティンデデン」という曲。日本のテレビドラマ「阿修羅の如く」の主題歌やCMなどで聞いたことのある人も多いだろう。あれは、オスマントルコ軍の行進曲なのだ。

軍事博物館入り口に鎮座する大砲。ここは入館する前にボディチェックがある メフテルを聞きながら電波状況をチェック。もちろんバリバリ電波が届く。(※画像をクリックするとメフテルの動画が見られます。WMV:4.32MB)

 勇壮な軍楽隊の演奏を聴きながら、今回はお別れしよう。次は不気味な地下宮殿やボスポラス海峡を満喫できるクルーズの様子などを交え、トルコでSIMカードを購入するノウハウなどもレポートしたいと思う。どうぞご期待ください!

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