カイセリ博物館でお宝の山と出会う

 カイセリ博物館は10年前に大火災に遭っているため、今は仮の建物だ。10年前なんだからそろそろきちんと改築してもいいんじゃないのかと思うけど、やはりここはトルコ。事はそう簡単に動かないようだ。

現博物館の後ろにみえる旧博物館。寂れている 現博物館。仮の建物なのでちょっと質素

 早速中に入るとそこはお宝の山!はっきりいって、あのキュルテペの石のがれきから、こんなにすごいものが出てきたとは想像できなかった。しかも電波バリバリ。メール受信もしっかりできちゃう博物館なのである。(お宝のすごさと電波状況の良さは、何の関係もないかと思いますが……編集部)

つぼから棺(ひつぎ)、彫刻、ミイラまで。展示物がなかなか充実しているカイセリ博物館

大理石の棺の前で撮影していたら、M1000にメールが。電波状況もすこぶる良好

古代のナザールボンジュ首飾り。紀元前475-334年というからイスラム教徒がここに住む前にいた人のものだ

レリーフ、彫像、鉄器につぼ。がれきから発掘されたお宝たち

古代の手紙は陶器製。封筒も陶器でできていて、読むときは割る

古代の信仰対象だった神。カッパドキアの奇岩に似ている。ユーモラスな顔だ

実は庭にも紀元前の棺が並んでいる

10年前の火事から救い出して、そのまま放置されたような彫像。庭には焦げ跡も残っている


遺跡と共に暮らすトルコ人、懐の深い国だ……

 市内のホテルに戻ってふと新聞を見ると、エフィスで新たな遺跡が見つかったという記事が載っていた。見つかったんじゃなくて、やっと調査し出したというのが本当のところなんだろう。地元の人は「この石は多分、遺跡の一部だろうね。掘らなきゃ一生分からないけど」と、足元を指差し事も無げに言うのだ。埋まってるのが分かっていても、そこで生活する人たち。やはりトルコは懐が深い。

エフィスで遺跡調査始まるという新聞記事 私が新聞記事で驚いていたとき、友人のアイハンさんとハッサンさんは、M1000でデジタルARENAに載った私の記事を読んでいた「もう、載ってる!キョウコ、いつ書いた?」

 さぁ、1カ月に渡って連載してきた「ケータイ紀行 from イスタンブール」。次回はいよいよ最終回!トルコで出会った素敵な人たち、携帯電話事情、オススメのお土産、私の旅の七つ道具などをご紹介します。自腹でつないだM1000の気になるパケ代報告も…おお、こわっ!

NEXT再びイスタンブールへ!ついに感動の最終回!?