アンタリアの美しい滝「デュデン」にため息

 毎日海でネットサーフィン三昧(ざんまい)の日々を過ごしたのだが、日焼けもひどくなってきたので(日本から持っていった日焼け止め使い果たしちゃった)、最後の日はアンタリアから車で15分ほどの場所にある、有名な滝「デュデン」を見学することにした。アンタリアはとにかく暑いので、涼しい場所に行きたくなったのだ。

 ここはヨーロッパからの観光客も多く、とてもにぎやか。滝登りといっても遊歩道ができているので安全だ。例によってM1000や902SHをカバンに詰め、出かけることにする。

入り口で入場料を払う。らくだも観光客を乗せるべく待機

 滝登り開始!と張り切っていると、日本から電話が。編集部のSさんってば、原稿待ちきれなくて催促電話かしら……と冷や汗をかきつつM1000で受けると、実家の母からだった。「みんな元気にしてるー?」なんて日本語を聞くと、ここがアンタリアだということを忘れてしまいそうになる。しかしこんな滝の横でも電波バリバリとは、トルコの電波塔、一体どこに隠してあるんだよ!本当に謎だ……。

M1000君と記念撮影。このあと日本からの電話がかかってきたのだった
古そうな大木。樹齢2000年!?らしい
これがデュデンの滝。滝つぼや滝の裏側に通じる道がある。ネットもバリバリ

 美しい滝つぼは、色がグラデーションのように変わっていく。ああ、ここにM1000を落としてしまったらどうなるのだろう……。二度と浮かび上がってはこないだろうな……。この美しく透明な水の中からM1000は電波を受け取ることができるんだろうか?(できないって!)などといういけない妄想に浸りつつ、美しい滝の風景を満喫した。

 アンタリアにはこのような滝が数カ所ある。もしアンタリアに観光に来る機会があったら、デュデンの滝は見逃さないでほしい。行かなかったら、日光に来て華厳の滝に行かないようなものだ。

滝つぼに近づくと、どんどん急流に。水の色が何色にも変わる美しい滝つぼ。この迫力は動画じゃないと。滝つぼで撮影しました(右の画像をクリックすると動画が見られます。AVI:13.2MB)

滝つぼの裏側でも記念撮影してみた

アンタリアの港に別れを告げて

 滝からの帰り道、港に立ち寄った。大きな船は入れない昔ながらの漁港。ここからクルージングするヨーロッパ人観光客も多い。空はあくまでも青く、海はあくまでも透明。地中海の静かな入り江は、すぐ後ろの町のそうぞうしさとは裏腹に、とても静かだ。

この海の青さ。お分かりいただけるだろうか? 海の近くにはさまざまな熱帯植物も植えられている。トルコ人の美意識は日本人に通ずるものがあると思う

港近くでチャイを飲む。902SHとN900iGでおんぶしたM1000には、この連載の地図の画面を表示してみた。電波は港でも絶好調 港近くのとうもろこし売りのおじさん。歩きながらカメラを向けたらちょっと嫌な顔されちゃった。はずかしー

アンタリアを発ってカッパドキアへ向かう

 港見学を終えて、アンタリアの中心部カレイチを散歩してみる。トルコには緑の多い公園がたくさんあるけれど、アンタリアの「アタトゥルク公園」は特に素晴らしい。世界中の珍しい花木を集めて植えてあるのだそうだ。公園内にはジャスミンなど花の甘い香りが満ち溢れていた。

 さらに車でカレイチ市内へ向かうと、町のあちこちにローマ時代の遺跡が。すべて遺跡を公園のように使って、腰掛け、チャイを飲んで、歓談している。トルコではどこでもそうだが、生活に遺跡が溶け込んでいるのが印象的だ。

カレイチのランドマーク・イヴリミナーレ 繁華街の中にあるローマ時代の遺跡・ハドリアヌス門

 さて、今回はここまで。楽しかった地中海を後にし、車で10時間!中部アナトリアの大地に戻る。ああ名残惜しいなぁ。絶対また来よう。M1000とね(新機種が出たら浮気するけど)。

 次回は帰り道、前回ご紹介できなかったカッパドキアの地下都市やウフララ渓谷に寄り道して、秘密の教会も激写!のはずが、カメラのバッテリーが……!?どうする?

 さらに、ガイドブックにはまだあまり載っていない発掘中のキュテペ遺跡、そこから発掘された不思議な地母神を展示してある博物館、ゲシの鳩の巣(Bird aviaries)、郊外にあるヤハライの滝など、知られざる名所も写真満載でご紹介。カイセリのディープなスポットを、ぜひお楽しみに。

 …で、次回で最終回なの?Sさん。トルコのケータイ事情(ケータイで缶コーラ買える自販機の写真とかも撮ったのに)や、私の携帯電話通話料金がいくらだったかなど、こぼれ話もまだまだあるのにぃ。読者のみなさん「もう一回コール」よろしくね(^_^)b。(それは、今回の反響と次回の内容次第ですね・編集部S)

NEXT再びカイセリへ! 巨大洞くつ都市を探険!