Windows XPのOSは、「カーネルメモリ」と呼ばれる領域に常駐している。「カーネルメモリ」は、「ページプール」、「非ページプール」という2つの領域に分かれており、前者の実体はHDD上に、後者の実体は物理メモリー上(RAM)にある。

 カーネルメモリが、どのように動いているのかは簡単に確認できる。「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを押してタスクマネージャを起動、「パフォーマンス」タブを開こう。右下の「カーネルメモリ」という部分で使用量が表示される。


「タスクマネージャ」上で「カーネルメモリ」の使用量を確認できる

 ページプールはHDD上に展開されているため、物理メモリー上にある非ページプールよりも実行速度が落ちるのがネックだ。

 ただ、最近ではメモリーも安くなったため、512MB以上の大容量メモリーをPCに搭載している人も多いだろう。そこで、カーネルメモリをすべて物理メモリーに展開することで、システム全体のパフォーマンスアップを図ってみよう。

 スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選び、「regedit」と入力。レジストリエディタを起動して、次の順にキーを表示する。

HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→CurrentControlSet→Control→Session Manager→Memory Management

 「Memory Management」というキーを選び、右の欄に表示される「DisablePagingExecutive」をダブルクリック。「値のデータ」に半角数字で「1」と入力する。「DisablePagingExecutive」がない場合は「Memory Management」を右クリックして「新規作成」-「DWORD値」を選んで作成しよう。

 再起動後、カーネル部分はすべて物理メモリー上に展開され、システムが速くなる。


「DisablePagingExecutive」をダブルクリック

「値のデータ」に半角数字で「1」と入力する