以前、白い紙が1枚あれば光を反射させて意図しない影を薄くすることができることを見ました。

 光を反射させる紙や板のことを「レフ板」といいます。ただの白い紙でも効果はありますが、より強力な効果が欲しいときは、やはりそれなりの素材を使 った製品のレフ板が便利です。

 今回は、ちっちゃなレフ板でその効果をご紹介しましょう。ここで使ったレフ板は、重さは60g程度で折り畳むとCD-ROMぐらいの大きさです(実 売価格は量販店で1000円程度)。これならカバンに入れて持ち歩くのもやぶさかではないでしょう。

 レフ板の位置や角度は、その折々に目で見て確認します。被写体に当たる光の量を見ながら、角度や位置を変えてみてください。ぜんぜん勘違いした方向 でいくら動かしても効果は出てきませんが、レフ板を動かしているうちにはっきり効果のある角度が分かります。少し試行錯誤すれば、コツは必ずつかめる でしょう。

※青い縁取りのある画像をクリックすると、640×480ピクセルの大きな画像を表示しま す


今回使ったケンコーのレフ板。約30センチ角です。折り畳むとコンパクトで邪魔になりません

レフ板なし。曇天です。花の影になったところが暗く潰れています レフ板あり。フルオートで撮っています。右手にカメラ、左手にレフ板をもち、左下から光を当てています。 手前の花の下側のつぼみが写せました

レフ板なし。夕方なので地面に近いところが暗くなっています レフ板あり。フルオートで撮っています。片手で地面スレスレのところから光を上にはね返すようにしていま す

レフ板なし。逆光で花の芯が暗くなっています レフ板あり。立体感は減りましたが、柔らかい感じになりました

 ところで、レフ板は素材やレフ板自体の色によって、効果が少しずつ異なります。最近のレフ板は片面が銀色、片面が金色になっているものが多いようで す。金色の面を使うと暖色系の光が当たるので、顔色が良くなる効果があります。おすまし顔の写真を撮るときに、使ってみては?


レフ板なし。曇ときどき晴れの日のお昼頃です。曇の間に撮りましたが、顔に影ができてます レフ板を撮影される人に持ってもらって撮っています。レフ板の銀色の面を使った例。影が消えました

レフ板の金色の面を使っています。影も消えたうえに、銀色の面を使ったときよりも顔色が健康的になりまし た