いろいろな色を持つ花の中には、デジカメでは出にくい色を持った花があります。また、花の好きな方ならば、撮影できた花の色が実物と微妙に違う点が気になることもあるかと思います。

 より正確な色で撮りたい場合は、デジカメのホワイトバランスを変えて調節します。ソニーの「DSC-U20」などの一部機種では、ホワイトバランスが任意に変更できないものもありますが、たいていの機種では切り替え機能を搭載しているので、状況に応じていろいろ変更してみてください。

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ホワイトバランスをオートにして紫色のすみれの花を撮ってみたところ、少し青みがかってしまいました ホワイトバランスを「太陽光」に設定し、さらにホワイトバランスを微調整したところ、自然な感じで赤みが出てくれました

 ホワイトバランスを変えるとどうなるのかは、「正確なホワイトバランスを設定するには」の記事が参考になります。

●知ってトクするちょっとした撮影テクニック

 これ以外に、花を撮影するときのちょっとしたテクニックをいくつかピックアップしておきましょう。まず、花のテカリを取ったり、空や木々を鮮やかに写したいときに忘れてはならないのが「PLフィルター」です。「空をより“青く”撮影する」の回で具体例を解説していますので、参考にしてください。

 かわいい花を見つけたのに、光の位置がどうもよくない…。そんな場合の必需品が「レフ板」です。花を撮る場合は、人を撮るときのように光の加減のよい場所へ移動してもらうわけにはいきませんから、これがなくては始まりません。シャドー部分を明るくするのにもレフ板は役に立ちます。レフ板のうまい使い方は「小さくても効果あり! レフ板でプロの技」で詳しく紹介しています。

 最後に意外なテクニックをひとつ。花をふんわりした雰囲気にしたい場合、アメ玉などを包んでいるセロファンやストッキングなどをレンズにかぶせて撮る、という方法があります。この場合、ピントが合わせにくくなるので、ピントを半押しにして焦点を定めてからセロファンなどをかぶせるようにしましょう。

ピンク色のチューリップを撮影してみました。そのままでもきれいですが、整いすぎていてちょっと物足りない気も… 試しに、チョコレートを包んでいた透明なセロファンをレンズにかぶせて撮ってみると、このように幻想的な仕上がりになりました