メディアを挿入しただけで画像一覧を表示させるの回では、デジカメの画像データとサムネイルのHTMLファイルをCD-RやDVD-Rのメディアに記録して、メディアをパソコンに入れるだけで自動的にサムネイルを表示させる方法について紹介しました。

 今回はちょっと趣向を変えて、画像が自動的に切り替わって表示される「スライドショー」が楽しめるメディアの作り方を勉強してみましょう。今回も、あまり多くを望まなければ、とても簡単に作れます。

●画像管理ソフトを利用すれば手軽に作れる

 スライドショーを手軽に作るには、画像管理ソフトを使うのがおすすめです。

※画像をクリックすると拡大画像を表示します。

「サムズプラス6.0J」は軽快な動作が特徴的な画像管理ソフトですが、実行形式のスライドショーを簡単に作成できるのも見逃せません。ビレッジセンターのWebサイトに、30日間試用できる体験版が用意されています

 多くの画像管理ソフトには、スライドショー機能が搭載されています。ただし、画像管理ソフトがインストールされたパソコンでしかスライドショーを実行できないソフトもあるので、注意が必要です。CD-RやDVD-Rなどのメディアにスライドショーのデータを書き込んで渡すためには、スライドショーが実行形式のファイル(拡張子が「.exe」のファイル)で作成されることが必須となります。

 スライドショー用のファイルを実行形式のファイルで出力できる少数派の画像管理ソフトとしては、ビレッジセンターの「サムズプラス6.0J(9800円)」や、トリワークスの「蔵衛門9(4800円)」、ソニーの「PictureGear5(販売終了)」などがあります。PictureGear5でスライドショーを作成する手順は、デジカメ画像で「みんなに配れる」作品を作ろう(1)〜スライドショー編に掲載してありますので、参考にしてください。

 今回は、30日間試用できる体験版が用意されているサムズプラス6.0Jを例に、全体的な作業の流れを見ていきましょう。

 まず、メイン画面でスライドショーに使いたい画像を選び、右クリックメニューから「スライドショーの作成」を選びます。ここで、出力するファイル名や画像サイズ、さらに表示間隔などが設定できます  設定がすべて終わると、スライドショーのプログラムと選択した画像をまとめて1つのファイルにする作業が始まります。選択した画像の数が多いと少し時間がかかるので、しばらく待ってみましょう

 まず、画像が保存されているフォルダを選択し、右に表示されたサムネイルの中からスライドショーで表示させたい画像を選びます。次に、メニューから「イメージ」→「スライドショーの作成」を選ぶと、表示オプションを指定する画面が出るので、表示させる画像のサイズやメッセージなどを手順に従って入力してください。最後に完了ボタンをクリックすれば、実行形式ファイルが自動的に1つ作られます。

 できあがった「.exe」の拡張子のファイルがスライドショーのプログラムなので、このファイルをダブルクリックすればスライドショーが始まるという具合です。

 作業が終わると、このような実行形式のファイルが1つできあがります。このファイルをダブルクリックすると、右のようなウィンドウが現れてスライドショーが始まります。このファイルをCD-Rなどのメディアに書き込めば、他の人にも見てもらえますよ

●楽しい仕掛けでも時と場合を考えて…

 スライドショーの実行ファイルに加えて、オートランを実行するためのファイルも書き込めば、メディアをパソコンのドライブに入れるだけでスライドショーが始まるようにもできます。誰かにデジカメ画像のデータを渡す際に、自動的にスライドショーが始まるおまけが付いていると、なかなかカッコいいでしょう。

 とはいえ、Macユーザーの相手にWindows用のスライドショーのプログラムを渡しても役に立ちませんし、あまりスペックの高くないパソコンを使っている人の場合は、スムーズに動かなくてイライラさせてしまう可能性もあります。また、サムネイルやスライドショーが入っているのに、肝心の大きなサイズの画像データが入ってないとしたら、画像をプリントしたいと思っていた人はガッカリしてしまうでしょう。

 そこで、デジカメの画像データを渡すのが主目的の場合、サムネイルやファイル名をプリントした紙と、CD-R内のファイル構造を記したメモを添えて、画像データだけが入ったCD-Rを渡したほうが親切かもしれません。受け取った側が画像をプリンターで印刷したり、DPEショップなどでデジカメプリントを頼もうとする場合も、混乱しないですむはずです。スライドショーなどの仕掛けは、あくまで補助的なものと考えておくべきでしょう。