逆光で撮ると画面の広い範囲にわたってモワモワっと白っぽくなるのが、通称「ハレーション」「フレア」と呼ばれる現象です。
正確にいえば、デジタルカメラで起こっているのはフレアです。フレアもハレーションも強い逆光などが原因ですが、ハレーションはフィルム内部で起こる銀塩カメラ特有の現象です。
あの薄いフィルムの内部で光が乱反射を繰り返し、露出オーバーのような白っぽい写真を作ってしまうのです。ハレーションはフィルムの隣のコマにまで影響を及ぼしていることがあります。
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| ▲ 逆光の太陽自体は写っていませんが、レンズに強い光があたったためフレアを起こしています。写真のコントラストがなくなって、ピントもあっていません |
一方、フレアは、強い光がレンズにあたり、その光がレンズ内部で複雑に反射して起きるもの。このため、銀塩カメラでもデジタルカメラでも生じます。画像が白っぽくなったり、光の点のゴーストができたり、虹色のシミが現れます。
このハレーション、フレアを防ぐことを通称「ハレ切り」といいます。レンズフードでもハレ切りに効果がありますが、カメラにがっしり取り付けるハレ切り専用の板も出ています。
でも、もっと手軽な材料でハレ切りはできます。次のサンプルでハレ切りに使ったのは、テカリのない黒い模造紙。レンズの上部に紙をかざし、モニターで見ていて、ゴーストが消えたところで撮っています。
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| ▲ ハレ切りに使った紙は文房具店で20円で購入。カバンに1枚入れておくと便利です | ▲ 最初の写真とまったく同じ露出で撮っています。レフ板で光を当てられれば、犬の顔を明るくできます |



















