この記事は「日経PC21特別編集 無料クラウド 賢く使う!(8月26日発売)」から転載したものです。内容は基本的に執筆時点のものとなります。

問題解決の達人は「検索ワザ」を知っている

 同僚や家族が見つけた情報を、自分では見つけられない――。そんな経験をした人は少なくないだろう。ググれば、欲しい情報が手軽に手に入る時代になって久しいが、検索力の違いによる情報量の差は今も確実にある。

 検索上手になる方法は大きく2つある。1つはキーワード選びの工夫、もう1つは検索ワザの習得だ。

 前者ができれば理想的だ。問題解決にマッチしたキーワードを思いつければ、確実に目的のサイトに近づく。ただしこれはハードルが高い。頭の中の語彙(ボキャブラリー)や知識が今すぐ増えるわけではないからだ。

 むしろ確実に効果が得られるのは、後者の検索ワザの習得だ。

 例えば、エクセルの条件付き書式について調べるとき。「エクセル 条件付き書式」でただ検索するだけでは、38万3000件ものサイトがヒットしてしまう。ここから1つ1つクリックしていくのはいかにも効率が悪い。そこでひと工夫。エクセル2003の情報を除外し、期間を最近1年に絞り、サイトを限定すると、64件と約6000分の1まで絞り込める(図a)。

上手な検索の第一歩は、キーワードの組み合わせだ。だが、通常思いつく組み合わせでは、ヒットするサイトの数が多すぎる。こんなときは、不要な情報を除外したり、期間(日時)を指定したりしよう。ちょっとしたワザを使うだけで、驚くほど情報を絞り込める
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 知らないとできない検索はほかにもある。最近話題になっているらしい女性の写真がウェブサイトに載っているが、誰だかわからない。キーワードで検索できないし、妻にも聞けない。しかし、画像を指定して検索するワザを使えば、写真の女性が誰なのかグーグルが教えてくれる(図b)。また、ツイッターは電車の遅延情報や地震情報などのリアルタイムの情報を得られる重要な情報源だが、そのつぶやきはグーグルでは見つけられない。しかし、ヤフーの検索機能を使えば探せる(図c)。

 このようにワザを知っているかどうかで、得られる情報は大きく異なる。しかもそのワザは、一度試せばすぐ身に付く簡単なものばかりだ。ぜひ習得してほしい。

グーグルなら、画像データから検索することもできる。グーグルが画像を解析して検索を実行し、写真の人が誰かを表示してくれる。さらに類似の写真まで自動で探し出してくれる
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知らないと損をする検索ワザはまだある。ツイッターの“つぶやき”はグーグルでは検索できないが、ヤフーのリアルタイム検索なら見つけられる。ウェブ履歴を使えば、以前探したサイトをさかのぼって調べられる
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