家族や身近な人に、指摘されたことはないだろうか? 最近なんだか汗臭い、ちょっと枕のにおいが気になる、靴下を脱いだらすぐに洗濯機に入れてほしい…。それはもしかしたら、夏のイヤなにおいのせいではないだろうか。たしかに、今までとは違うにおいがするような気がする。けれどその「においの原因」を把握するのは難しい。
しかし対策を練るなら、まずは発生源を知ることだ。以下に主な原因を挙げたので、しっかり押さえておこう。
頭! フケ+細菌が悪臭に
古くなった頭皮の角質がはがれ落ちてできるフケが大きな原因。これに細菌が混ざって悪臭に。強いかゆみを伴うなら、皮脂を好むカビの一種、真菌が繁殖して炎症を起こす病気の場合も。心配なら皮膚科へ。
耳の裏・首! 加齢臭=皮脂腺内部の脂肪の酸化
加齢臭の代表的な発生源がここ。加齢臭のにおいのもとは、皮脂腺内部の脂肪の酸化。特に皮脂分泌が多いこの部位はにおいやすい。根本からにおいを断つには、食生活の見直しが必要だ。
わきの下! べとつく汗とワキガ
においの源は、汗とワキガの2種類。通常の汗は本来無臭だが、ストレスなどの影響でべとつく汗が出る。これを細菌が食べてにおいを放つ。一方、ワキガはたんぱく質や皮脂を多く含むアポクリン腺からの汗が原因。
腸! 口臭・汗臭の原因にも
腸で作られるにおい成分は、通常おならや便になるか肝臓で分解される。が、汗や口からにおいが出るケースも。ヨーグルトや納豆、海藻などを食べて、腸の働きを高めるなどの対策をしよう。
足! 細菌+角層からのアカ+脂質で強烈に
足は汗や熱がこもりやすく、細菌が繁殖しやすい環境。しかも足の裏は汗腺の密集地帯。さらに分厚い角層からはがれ落ちた大量のアカが、皮脂腺からの脂質と混ざって、すえたようなにおいを発生させる。
(取材・文/山田美恵、佐野房子、宮崎俊哉(クルー) 写真/木村利美、スタジオキャスパー イラスト/スージー甘金)











