パーソナル向けの小型テレビにも、「録画」の波が一気に押し寄せてきた。最初は安価な市販の外付けHDDにタップリと録画できる東芝「REGZA R9000シリーズ」を紹介しよう。

伝統のUSB録画と高画質回路

 東芝の「REGZA 26R9000」は、REGZAのエントリー録画シリーズの小型モデルである。本機のほか、録画対応の小型モデルとして「22R9000」(22V型)と「19R9000」(19V型)がラインアップされている。録画用のHDDは内蔵せず、外付けしたPC用の汎用USB HDDに録画できる。

東芝が2009年12月に発売した26V型モデル「REGZA 26R9000」。小型モデルとしてはそのほかに22V型モデルと19V型モデルをラインアップする(画像クリックで拡大)

 ボディーはベゼル(外枠)がやや太めでオーソドックスな印象。もう少しパーソナルな軽快さや、デザイン的な遊び心が欲しい気もする。本体カラーは、本機ではブラックとシルバー、22R9000と19R9000ではブラックとシルバーとレッドが選べる。

 チューナーはデジタル3波を2基(アナログは1基)装備し、外付けのUSB HDDに録画可能だ(2番組同時録画は不可)。対応するUSBハブを使えば、最大4台のHDD(各HDDの最大容量2TB)に録画でき、ジャンル別やユーザー別に録り分けすることもできる。録画モードは比較的データ量の多い「DRモード」(放送波そのままに録画するモード)のみで、H.264などの長時間モードは採用していない。だが低価格な汎用HDDが使えるので、大容量HDDをつなげば問題ないだろう。500GB HDDに地デジ番組を約53時間録画できる。

26R9000の背面端子部。USB端子に直接HDDを接続するだけでなく、USBハブを経由して最大4台までのHDDを接続することも可能だ(画像クリックで拡大)

ジャンルごとに別のHDDに録画するほか、家族で1台ずつ使い分けるといったこともできる(画像クリックで拡大)

 外付けHDD選びでは、HDDの電源がテレビに連動することがチェックポイントになる。中には電源を常時オンにしておかないと録画できないHDDもあるので注意したい。対応HDDについては、接続確認済みのHDDを選ぶと確実だ。自己責任になるが、バルク品(簡易包装品)のHDDとPC用の低価格なHDDケースで対応できる場合も多いので、ネットの掲示板などで確認するのも手だろう。

 同社純正のREGZA用500GB HDD「THD-50A1」はUSBケーブル1本で作動するのでシンプルに使える(USBハブ使用時は電源アダプターが必要)。バッファローのREGZA対応HDD「HD-AVU2/Aシリーズ」は、HDDの残量がLED表示で分かるので録画に便利だ。

同社純正のREGZA用500GB HDD「THD-50A1」(実売価格1万9800円前後)。2.5インチHDDなので割高だが、コンパクトで電源不要(USBハブ経由で接続する場合は電源が必要)な点が魅力だ(画像クリックで拡大)

HDD残量が一目で分かるバッファローのREGZA対応HDD「HD-AVU2/Aシリーズ」。写真は1.5TB内蔵の「HD-AV1.5TU2/A」(直販価格2万3800円)(画像クリックで拡大)