「住宅エコポイントの申請書類はすべてそろっていました。これで確認は終了です。受理しました」――。少しドキドキしながら提出した申請書は、20分弱の窓口作業で受付完了となった。書類さえ正しくそろっていれば、窓口での申請はそれほど「難しくない」というのが第一印象だ。

 2010年3月8日、住宅エコポイントの申請受付がいよいよスタートした。「書類を郵送するのと窓口で申請するのとではどちらがいいか」「どのように書類をチェックするのか」「どうすればスムーズに受理してもらえるのか」――。制度が始まったばかりなだけに、不安に思う住まい手は少なくないだろう。

 そこで、日経ホームビルダーでは、記者が自ら窓の断熱改修を体験。内窓を取り付けるリフォームを実施して、住宅エコポイントの書類をそろえて、窓口で申請してみた。申請処理はどう進むのか、スムーズに申請するためのポイントは何かなど、実体験をレポートする。

2010年3月8日午後1時、住宅エコポイント申請窓口の一つ、日本住宅保証検査機構(JIO)の本社で書類を提出した(写真:ケンプラッツ)(画像クリックで拡大)

混乱なく申請スタート

 今回、住宅エコポイントの申請をしに行った日本住宅保証検査機構(JIO)の本社では、平常通りに業務をこなしていた。JIOでは住宅瑕疵担保保険などの受け付けも行っている。受け付けには時々住宅会社の関係者らしき人が来ていたが、室内は意外と静かだ。住宅エコポイントの申請は混乱した様子もなく、この窓口を見た限りでは、まずまずのスタートを切ったといえそうだ。

 JIOによると、「業務を開始した9時から住宅エコポイント申請の受け付けを始めたが、本社の窓口では午前中の申請は1件あっただけ」(JIO経営企画部長代理の山田聡さん)という。申請スタートが差し迫った5日に国土交通省が受付窓口の詳細を発表したばかりだったことが影響したのか、申請のため窓口に訪れた人は少なく混乱も避けられたようだ。今日は初日だったのと、申請内容の確認項目が少なかったこともあり、申請書1件当たり20分弱で処理できた。「申請内容や混雑状況などにもよるが、20分から30分程度かかることもある」と山田さんは言う。