最新複合機、昨年モデルと比べて変わった部分と変わらない部分は?
まず、最新プリンターは昨年までのモデルと比べてどこが変わったのか、変わっていない部分はどこなのかをチェックしてみよう。
●画質=変わらない
印刷機構の心臓部といえるプリントエンジンは昨年モデルと変わらない。つまり、プリント画質は基本的に昨年モデルと同等といえる。だが、逆光や色かぶりを補正する機能は進化しており、失敗写真をより好ましい色合いでプリントできるようになった。
●印刷速度=変わらない
プリントエンジンが変わらないことから、画質と同様に印刷速度も基本的に同じ。
●価格=変化あり!
全体的に低価格へシフトしている。セイコーエプソンとキヤノンは、液晶モニターを省いて1万円を切る低価格に設定したモデルを用意。本体色もホワイトを基調とし、学生や一人暮らしの女性ユーザーの獲得を図る。2万円台半ばの売れ筋モデルは、価格こそほぼ据え置きだが、無線LAN機能を標準搭載したことで割安感が増した。
●操作方法=変化あり!
iPhoneやニンテンドーDSで一般化したタッチ操作を取り入れる機種が増えた。一般的な複合機では、液晶モニターとボタンの間で視線を動かさなければならないが、タッチ式モデルはモニター部分で完結するのがポイント
セイコーエプソンやキヤノン、ブラザー工業は好評の操作方法を継承する。大きく変わったのが日本ヒューレット・パッカード。タッチパネル液晶によるタッチ操作を基本とし、電源以外のボタンを排除した。通常は、液晶モニターとボタンの間で頻繁に視線を動かさなければならないが、液晶モニターに視線を向けたまま操作できるのが便利だ。iPhoneなどでタッチ操作に慣れたユーザーの興味もひきそうだ。
●パソコンとの接続方法=変化あり!
各社とも、無線LAN機能を搭載するモデルを売れ筋モデルにまで拡充した。USBケーブル接続の手間を省いて複数のパソコンから同時に使えるとともに、設置の自由度が高まった。無線LAN経由でiPhoneからのダイレクト印刷に対応する機種が登場したのもポイント。
●ユーザー専用の独自コンテンツ=変化あり!
キヤノンは、人気キャラクター「ポケットモンスター」のキャラクターが入った年賀状やカレンダー、シールが簡単にプリントできる無料サービスを提供。市販品に匹敵するクオリティーの高さで、ファミリー層の指名買いを狙う。セイコーエプソンは、話題のAR(拡張現実)を利用した年賀状作成サービスを開始。インターネットとの連携で、プラスアルファの楽しみが味わえる。











