MVNOとは何か?
モバイルインターネットに欠かせないデータ通信サービス。NTTドコモの「FOMA HIGH-SPPED」をはじめ、イー・モバイル、ウィルコムなどいくつもの業者がデータ通信サービスを提供している。しかし、ユーザーにとってデータ通信サービスの選択肢は、これら大手だけにとどまらない。なぜなら、プロバイダー業者などが同じようなデータ通信サービスを提供しているからだ。
データ通信サービス業者には、通信網を自前で持っている業者(MNO)と、通信網を借り受けてサービスを提供する業者(MVNO)の2種類ある。前者のMNOは、NTTドコモやイー・モバイル、ウィルコム、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルなどだ。後者のMVNOは、「仮想移動体通信サービス」といわれる形態。MNOから通信網を借り受けて、移動体通信サービスを運営している。
なぜ、データ通信サービスが2つに分けられているかというと、そう簡単にMNOになれない事情がある。データのやり取りに使う通信、つまり発信する電波の帯域には限りがある。このため国が認可した(免許を与えた)特定の事業者しか通信サービスを運営できないのだ。通信事業者として認可されない会社は、MNOから通信網を借り受けて、データ通信サービスを展開しなくてはならない。
消費者にとってややこしいのは、MNOにもMVNOにも、自由に加入できる点だろう。MNOであるNTTドコモやイー・モバイル、ウィルコムなどは、自ら個人向けのデータ通信サービスを運営する一方で、通信網をMVNO業者に貸与。結果、同じようなのデータ通信サービスがあちらこちらから登場した。
とくに最近は、イー・モバイルの通信網を利用したMVNOのサービスが増加している。なかにはMNOより安い通信料金を掲げるものなど、個性のあるサービスも出てきた。初心者には少し分かりづらいMNOとMVNO。本特集3回目の話題は、このMNOとMVNOの違い、メリットとデメリット、注目のMVNOサービスについて紹介してみたい。
主なデータ通信事業者(MNO)
<3.5G>
<PHS>














