レンズ回りの性能に着目した前回の記事「レンズで差が付く撮影バリエーション」に引き続き、薄型高倍率ズーム機5機種の比較テストを実施した。今回は、手ぶれ補正やAF性能、動画撮影機能などを試した。

手ぶれ補正、効果が高い機種は?

 望遠撮影では、焦点距離が長くなるぶん手ぶれが発生しやすくなる。各社とも手ぶれ補正機能は搭載しているが、その効果もメーカーによってまちまちだ。そこで手ぶれ補正の効果をチェックしてみた。

 焦点距離は200mmに固定したかったのだが、一部のモデルでは200mmに設定できなかったため、最も200mmに近い焦点距離で撮影した。テストは、スタッフ3名で各10コマずつ撮影し、手ぶれしなかったコマの数を数えた。室内で暗い場所を望遠で撮影しているので、通常なら写真はかなりぶれる。

 最も良いスコアを記録したのが、リコー「CX1」で、キヤノン「PowerShot SX200」、ニコン「COOLPIX S630」と続いた。逆に、最もスコアが悪かったのがパナソニック「LUMIX DMC-TZ7」となった。

スタッフ3人で、焦点距離を200mmにもっとも近くして10コマずつ時計の文字盤を30コマ撮影。手ぶれのないカットの数をカウントした(画像クリックで拡大)