2009年1月に発表され話題を呼んだソニーのミニノート「VAIO type P」。コンパクトでスマートなボディーにミニノートとしては最高クラスの高解像度液晶を備える。モデルによってはワンセグやワイヤレスWAN、GPSを内蔵するなど多くの機能を盛り込む。人気、注目度ともに高い1台だ。直販モデルは4月1日時点でも、選択オプションによっては納品に1カ月以上かかる状態だ。

 VAIO type Pの登場とヒットは、値下げ競争を繰り広げているミニノート市場にどんな影響を与えるのだろうか? VAIO type Pとライバルの売れ筋ミニノートを比較しながらヒットの理由を探っていこう。

小さくて軽いのに、高解像度液晶を搭載

 VAIO type Pの大きな特徴の一つが軽くて薄いコンパクトなボディーだ。平面サイズは封筒大で、小さなかばんにも収まる。店頭販売モデルの「VGN-P70H」の重さは約634g。ミニノートは1.1~1.4kgの製品が多い。これと比べると約半分の重さだ。本体だけでなく、付属のACアダプターもコンパクトで軽い。

 ミニノートを持ち歩きたい人にとって、本体とACアダプターの重さは気になるポイントだ。最近はミニノートも、液晶が大型化し軽量化は進んでいない。VAIO type Pの軽さは大きな魅力だ。

VAIO type Pのボディーは非常にコンパクトだ(左上)。平面サイズは、ダイレクトメールに使われる封筒とほぼ同じ大きさ。厚みは19.8mmで2cmを切る。一般的なミニノートの約半分ほどだ。右上は8.9型ワイド液晶を備える日本エイサーの「Aspire one(AOA150シリーズ」、左は10.2型ワイド液晶を備えるアスーステック・コンピューターの「Eee PC S101」(画像クリックで拡大)