エコグッズの“ヒットの条件”の一つに「意外性・驚き」があるが、最近は素材自体にインパクトがある商品が登場している。特にその傾向は、ゴミや廃材を使ったリユース・リノベーショングッズに顕著だ。

 今回集めた商品の中で最も驚きを感じたのが、ミチコーポレーションが展開する「メード イン ワイルド」シリーズ。ノート、フォトアルバム、メモ帳など、さまざまな紙商品があり、それらの原料はすべて象の糞なのだ。

「このシリーズはスリランカの環境NGOと共同で開発。象の糞を原料にすべて手作業で製造しており、化学薬品や染料などは一切使っていない」(ミチコーポレーション)。

 実際に商品を使ってみた。ややごわごわした手触りがあるが、ペンの走りは悪くはない。和紙のような質感が好みだというユーザーも出てくるだろう。

<メード イン ワイルド>(ミチコーポレーション)
 自然素材にこだわったハンドメイドの紙製品「メード イン ワイルド」シリーズ。スリランカの環境NGOと共同開発したもので、象の排泄物をリサイクルした手作り再生紙「ぞうさんペーパー」を使ってノートやアルバムを製造している。和紙のような素朴な風合いが特徴。化学的薬品、染料、ブリーチを一切使っていないため、安全性が高く、環境にも優しい。

アルバム
表紙にぞうさんペーパーを使用。製本は1冊ずつ糸でとじている。8色展開 実勢価格1050円など(画像クリックで拡大)

リングノート
60シートの用紙は再生紙、表紙にぞうさんペーパーを用いたA6サイズのノート 実勢価格651円など(画像クリックで拡大)

ペーパーパッド
用紙、表紙ともにぞうさんペーパーを使った。和紙に似た感触が心地いい 実勢価格693円など(画像クリックで拡大)

 また、これらの商品は環境に優しいばかりではなく、スリランカ側にもメリットがある。近年、スリランカのジャングルは環境破壊が進み、交通事故などで親を失う子象が増えている。スリランカには象を保護するための孤児院が設立されているが、「メード イン ワイルド」の売り上げの一部はそうした施設の運営費に充てられる。