2009年春モデルのデジタルハイビジョンビデオカメラは、「画質向上」という純粋な進化はもちろんのこと、機能面でもバリエーションを増やしている。

 ビデオカメラの製品選びの基本である「画質」と「記録メディアの違い」については、これまでも店頭で確認できた。だが現在は「シーン別のオート撮影機能」「マニュアル撮影機能」「携帯性」「メディアへの保存のしやすさ」「他機器との連携機能」など多種多様になってきている。

 そこで今回は製品選びの基準になるように、用途に応じた注目ポイントと項目ごとに筆者のイチオシ機種を選んでみた。なお、イチオシの選出にあたってはカタログの機能や数値だけでなく、筆者が実際に使用して撮影した結果を加味して選んでいるので参考にしてほしい。

予算10万円以下で選びたい!

ビデオカメラを購入する際に、どうしても考えてしまうのは予算の問題だ。ビデオカメラも上位機種は10万円台半ばが中心となっている。予算を抑えて店頭価格10万円以下で選ぶとしたら、どのような機種が選択肢に入るかを考えてみよう。

●キーワード: メモリータイプ、HDD容量

●イチオシのモデルはこれだ!

 予算を絞るとすぐに影響が出るのが記録メディア容量と録画時間だ。大容量HDD搭載モデルなどは長時間録画できる半面、価格も高めになってしまう。狙い目はメモリー記録タイプか、HDD容量の少ないモデルだ。ソニーの内蔵メモリー16GBとメモリースティックへの記録が可能な「HDR-CX120」、パナソニックの120GB HDD搭載モデル「HDC-HS200」やSDHCカード記録タイプの「HDC-SD200」、日本ビクターの60GB/120GB HDD搭載モデル「GZ-HD300/320」やメモリーカード記録モデル「GZ-HM200」あたりが選択肢に入ってくる。

ソニー HDR-CX120
記録媒体 内蔵メモリー/メモリースティック センサー 1/5型“Exmor” CMOS 236万画素
内蔵容量 16GB 録画時間 約1時間55分(FHモード)
ズーム 光学10倍 撮影時重量 約330g
パナソニック HDC-HS200
記録媒体 HDD/SDHC センサー 1/4.1型MOS 305万画素×3
内蔵容量 80GB 録画時間 約10時間30分(HAモード)
ズーム 光学12倍 撮影時重量 約480g
パナソニック HDC-SD200
記録媒体 SDHC センサー 1/4.1型MOS 305万画素×3
内蔵容量 8GB同こん 録画時間 約1時間(HAモード)
ズーム 光学12倍 撮影時重量 約397g
日本ビクター GZ-HD320
記録媒体 HDD/microSDHC センサー 1/4.1型CMOS 305万画素
内蔵容量 120GB 録画時間 約11時間(UXPモード)
ズーム 光学20倍 撮影時重量 約370g
日本ビクター GZ-HD300
記録媒体 HDD/microSDHC センサー 1/4.1型CMOS 305万画素
内蔵容量 60GB 録画時間 約5時間30分(UXPモード)
ズーム 光学20倍 撮影時重量 約370g
日本ビクター GZ-HM200
記録媒体 SDHC×2 センサー 1/4.1型CMOS 305万画素
内蔵容量 8GB×2同こん 録画時間 約1時間20分(UXPモード)
ズーム 光学20倍 撮影時重量 約310g