ニーハオ! 前回の「カメラの前に立てば老いも若きもスーパーモデル!? −中式紀念照片情況−」では、中国の記念撮影事情をお伝えしました。今回、さらにネタを集めるべく向かったのは、早朝の天安門広場です。
地下鉄1号線の天安門東駅を降りて地上の天安門広場に出ると、そこにいたのは団体・団体・団体! まさに人の海!! 広場のあちこちで集合写真を撮っているではありませんか。会社の慰安旅行風、学生グループ風などの集団がいましたが、圧倒的に多いのは地方からのツアー客でした。
「○○省人民旅遊社」みたいな旗を持った添乗員さんが「さあ写真撮りますよ〜! 2列で前の人は座ってね〜!」と言いながら(あくまで仕草や様子からの推測ですが)、ツアー客を手際よく並ばせます。
客が慣れていないのか、それとも日本では必ず用意される「ひな段」がないからか、どのツアーも整列には少々難航気味。でも、なんだか楽しそう! 集合写真の撮影が、完全にひとつのエンターテイメントと化しています(EOS-1D MarkIII+EF70-200mm F4L IS USM使用、ISO100、1/80秒、F8)
56もの民族が同居する中国だけに、あちらこちらで撮影が繰り広げられる様子はまさに民族の祭典。北京五輪の開会式よりもリアルな民族の祭典かも…。
人間観察はともかく、写真家として気になるのは、やはり写真屋さんの機材です。日本では、ブローニーフィルムを使う富士フイルムの「GS690」が定番。近ごろは、三脚にキヤノンのフルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D」を2台セットした業者さんなんかも見かけます。
ところが、中国では学生風のお兄ちゃんがエントリークラスのデジタル一眼レフ(ニコンの「D40」率がかなり高い)を手持ちで撮ってます。ザッと数えても50人くらいの集合写真を、果たして手持ちで撮ってよいのだろうのか…!? ま、こちらでは構わないのだろう。
撮った写真は、その場で「ほら、こんなん撮れましたで〜」と背面の液晶モニターで披露(何となくイメージ的に関西弁)。その上で、添乗員さんかカメラマンがプリントの注文を取っていきます。一体1枚いくらなのだろうか…と、おずおずと近付いてみたものの、中国語でやり取りしているのでワカラナイネ。











