オレゴン州ポートランドに、米国では初めて、環境に留意することを実践するエコジム「グリーン・マイクロ・ジム」がオープンして話題を呼んでいる。主役は、人力発電によって電気を蓄える「ヒューマン・ダイナモ」というマシン。ジムを運営するにあたり、大きな電気代がかかる点に着目したオーナーのアダム・ボエゼル氏が、エンジニアに依頼して開発した。

 フィットネスマシンのペダルを踏み、手を動かすことによって得られるエネルギーが、電力に変換されて蓄えられる。

 4人が同時にこのマシンでワークアウトすると、200〜400Wの電力が得られる。

 運動しながら環境にも貢献できるという一石二鳥のシステムだ。蓄えられた電気は、ジムが入るビルの消費電力の一部に充てられる。

 対応のフィットネスマシンは、現在はまだ1種類しかないものの、このシステムをランニングマシンなど人気のフィットネス機器にも導入しようと計画中だ。

対応マシンの種類は今後増やす計画。ソーラーパネルや環境に優しいカーペットの導入も実施(画像クリックで拡大)

これが「ヒューマン・ダイナモ」。運動で発生したエネルギーを電気に変えて蓄える(画像クリックで拡大)

オーナーのアダム・ボエゼル氏。同ジムの会員は近隣住民が中心(画像クリックで拡大)

(文/飯塚真紀子 写真/Jim Berry )