ここ数年、鉄道人気が高まっている。テレビやマンガの影響もあり、鉄道趣味は広く知れ渡るようになった。鉄道趣味にもさまざまあるが、ホビーの王道ともいわれるのが鉄道模型。情景模型(レイアウト)も、走行もリアルに進化してきている。今回は、鉄道アイドルの木村裕子さんをナビゲーターに、進化する鉄道模型の世界を案内しよう。
取材・文/望月哲史 写真/猪又直之 構成/塩塚知也
リアルな情景の彩りに
デジタル画像が活躍
趣味系テレビ番組の老舗『タモリ倶楽部』では鉄道ネタが好評の定番企画となり、昨年オープンしたテッパク(鉄道博物館)は連日の大盛況。CS放送でも鉄道の旅、秘境駅、駅弁、模型までジャンル別に番組が放送され、そして鉄道に乗る『仮面ライダー電王』も大人気……とそこまではテツの影響かはわからないが、とにかく、ここ2〜3年の鉄道ブームによって、かつては日陰の趣味だった“テツ”は広く認知された。
「ここ数年はレールの在庫が品薄になるほど、鉄道模型の人気が再燃しています」
そう語るのは取材場所としてお邪魔したホビーセンターカトーのメンテナンス担当、白澤徹氏。車両や線路の修理を担当しているが、新規ユーザーや出戻りテツの増加を実感しているという。カトーのショップ兼ショールームのホビーセンターカトーは、広大なレイアウト(情景)で鉄道模型の運転体験ができ、定期的に鉄道模型の講習会も開かれている人気スポットだ。
「こんにちは〜! 今日は鉄道模型の取材と聞いて、盛り上がってます!」
と、現れたのは今回の車掌、ナビゲーターを務めていただく“鉄ドル”の木村裕子さん。自前の赤い制服を着て鉄道への愛を語る姿は鉄道関連の番組やイベントでおなじみ。
「木村さんのような女性が模型をやってくれるとうれしいですね。おじさんかチビッ子しかやってない世界ですので」(白澤)



