世界第2位のアパレル企業、へネス&マウリッツが運営する「H&M」(エイチ・アンド・エム)が日本上陸して2カ月。銀座店の衝撃的なオープンは、「安くておしゃれなブランド」として一躍名を広め、日本中にH&M旋風を巻き起している。銀座店はいまでも30分から1時間待ちという人気ぶり。そんななか、日本2号店となる原宿店がオープンし、2日間で約2万人近くの客が押し寄せた。

 ラフォーレ原宿に近い明治通り沿いにお目見えしたH&M原宿店は、4フロアで1500m2と銀座店の1.5倍。OL、ビジネスマンをターゲットとする銀座店とは異なり、20代のヤングを中心ターゲットとする。主にストリートやクラブシーンを意識したヤング向けラインを揃え、ポップで明るいインテリアデザインが印象的。なかでも一番の目玉となったのが、コム・デ・ギャルソンとのコラボレーション商品だ。半年以上も前から話題を集めていたうえ、世界先行発売の限定商品とあって、待ちかねたファンが大勢殺到。なかにはオープン日の3日前から並んだという熱狂的なファンもいた。

 ただ、周辺は「ギャップ」「ザラ」「ユニクロ」「トップショップ」といった競合ブランドがしのぎを削る激戦地。H&M旋風がいつまで続くか気になるところだが、「トレンド感」と「安さ」は原宿のストリートファッションにも大きな影響を与えそうだ。

明治通り沿いに建つ新築ビル「THE ICE CUBE. (アイスキューブ)」の地下1階から3階に入居(画像クリックで拡大)

11時の開店前に約2000人が並び、列は代々木公園駐車場近くまで及んだ。オープン当日に訪れたのは、10~20代のファッションに敏感な若者がほとんど(画像クリックで拡大)