クオバディスの基本フォーマット

このような見開き1週間バーチカル型がクオバディスの基本フォーマット(画像クリックで拡大)

 クオバディスの手帳は、現在、様々なフォーマットが用意されている。製品ラインアップとしては、今市場に出回っているフォーマットのほとんどを網羅している。その中でもクオバディスの基本になるのは、見開き1週間バーチカル型だ。

 見開きで1週間分の予定を、横に日付、縦に時間軸という形で一覧するスタイルは、今でこそ珍しいものではないが、ほんの10年ほど前は、クオバディス以外ではほとんどないフォーマットだった。

 このフォーマットの利点は、時間の管理のしやすさ。何時から何時と区切りながら予定が書き込めるので、まずダブルブッキングが起こらない。また、その日の予定がどのくらい詰まっているのかも一目で分かる。日曜日の欄が狭いのは、ビジネス用の手帳である証拠。フランスでは、ビジネス以外のプライベートの予定を手帳に書き込む習慣があまりないため、こうしたフォーマットになっているのだ。

 意外に便利なのが、各日付のすぐ下、時間軸の上にあるドミナント欄。この欄に、その日がどんな日であるかを書き込むことで、時間軸とは関係ない「その日」を忘れずにいられる。誕生日などの記念日から、出張の予定、大事な〆切、その日のメインイベントなど、何を書くかは使う人次第だが、この欄が用意されているだけで、使いやすさの幅が広がっている。

 ページの下端には切り離せるミシン目が付いており、週が変わるごとに、そこを切り離しておけば、簡単に「今週」にアクセスできる作り。さらに、各ページに表示されている月間カレンダー、時間軸の下に用意された1日単位のメモ欄など、使っていると便利と感じる機能が多い。右側のスペースは、電話、メールなど各種コンタクト欄となっているが、ここも好きに使えるメモ欄として活用できる。

 紙面のフォーマットだけでなく、クオバディスの手帳の工夫は、その製本や紙質にまで及んでいる。例えば、クオバディスの手帳を開いて、上から見ると、背中の部分に三角のスペースができる。これは開きやすさを追求した製本の証。また、32ページごとに糸で綴じてあるのも、開きやすさと丈夫さを実現するためだ。