今回、A380の取材でシンガポールへと出張したのだが、現地で1泊する機会があった。そこで、以前より気になっていたシンガポールのIT度をチェックしてみた。

 シンガポールは、パソコンの普及率やネットの利用割合が日本を超えているという。ご存じのように、国家としての規模は小さい。昔は貿易という流通のハブを目指し、現在はIT化の推進で強みを発揮している。今後は情報のハブを目指しているのだろうか。デジタル・デバイドをいち早く解消するために、通信インフラの普及にも力を入れている。まあ、小難しい政策の話はさておき、ある意味で、日本よりもユビキタス化が進んだ社会を楽しんでみることにしよう。

 事前に情報をチェックすると、とにかく無線LANが普及しているという。

 まず、空港でのインターネット普及がすごい。チャンギ空港では、そこかしこにインターネットアクセス用の端末が用意されており、誰でも無料で利用できるのだ。一人あたりの利用時間は15分に限られているが、完全無料なのだから頭が下がるぞ。僕がチェックしている間にも、世界中の人が利用していた。しかも、ソコソコの台数が用意されているので行列になることがない。ちょっと待っていればインターネットが使えるのだ。

 僕も空くのを待って利用してみた。基本的には英語ベースなのだが、機能が簡易ブラウザーに限られるので、悩むことなく利用できる。時間が限られる割には動作が遅いのがネックだが、無料なので文句は言うまい。

 画面の右側には利用時間が表示されるのが親切だ。

そこかしこに用意されているインターネット専用端末。完全無料でひとり15分利用できる(画像クリックで拡大)

無料端末の起動画面。左上のアイコンメニューだけで利用するので簡単だ(画像クリックで拡大)

日経トレンディネットを表示。日本語も問題なく表示されるが、回線スピードがかなり遅い印象だ(画像クリックで拡大)

残り時間が表示されるので、後どれくらい使えるかがスグにわかる。みんなで譲り合って使おう(画像クリックで拡大)