ウィルコムの新しいシャープ製スマートフォン「WILLCOM 03」の発売がいよいよ近づいてきた。今回はじっくりと動画で紹介しながら、WILLCOM 03で、主に強化された「電話」「メール」「ウェブブラウザ」という“3(スリー)”の基本機能について、イルミネーションキーやタッチオペレーションの操作感を中心にレビューしていくので、参考にしてほしい。

デュアルモード対応イルミネーションキーによる操作は快適なのか?

 まずは、オペレーション編として、最も注目されているイルミネーションキーによる操作感がどうなのかチェックしてみよう。すでに、何度も説明しているが、イルミネーションキーは、フルフラット・サーフェースな前面のディスプレイ下に、キートップをLEDで光らせて、十字キーなどによる操作が可能なカーソルモードと数字キーによる文字入力が行えるダイヤルモードという2つの入力モードを切り替えながら、利用できる新鮮味のある入力デバイスだ。

 ダイヤルキーにより、通話を行うときなど、一部の入力動作が決まっている機能では、イルミネーションキーが自動的に適した入力モードに切り替わるのだが、多くのシチュエーションにおいては、右側面にあるイルミネーション切替キーを押して、手動でモードを切り替えることになる。

 また、設定にもよるが、標準状態では、イルミネーションキーを操作するとバイブレーションが小さく振動する。これにより、キーのクリック感がないのが補助されるようになっている。こういった操作感を補う手法は、すでに「PRADA Phone by LG (L852i)」や「SO905i」などで対応しているので

 実際のイルミネーションキーの操作感であるが、振動による体感的な操作感はあるものの、明らかにハードウエアボタンによるキー操作と比べると劣ると思われた。特に、どこを押しているのかが判断しづらく、画面の挙動を見てようやくどう操作したのかを認識することができるという状況。そのため、次の動作に移りにくい。もちろん、かなり連続してキー入力してもそれなりに入力でき、キーの長押しにも対応しているので、まったく操作できないという印象でもない。そのため、「意外と使える」と思う人も多いのではないかと思われた。

OSにマイクロソフトのモバイル向け最新バージョン「Windows Mobile 6.1 Classic 日本語版」を搭載。基本的な操作は従来通りで、TODAYやスタートメニューなどWindows Mobileを使ったことがある人にはお馴染みの画面

イルミネーションキーは長押しだけでなく、十字キーの8方向入力にも対応しているようだ。対応アプリケーションのみで利用できるとのことだが、押せないだけに、ゲームなどでの操作感は気になるところ

標準状態におけるボタンの割り当ては、画面回転キーとワンセグキーの2つの短押しおよび長押しの4つ。動作速度が緩慢だと思う人は、上/下コントロールの設定を「速く」「短く」するといいだろう

Windows Mobile 6.1では、標準のタスクマネージャがメモリの設定から別機能として実装された。待受画面にアイコンなどが表示されて、直接、タスクマネージャを起動できるのは従来通り。すべてのアプリケーションを閉じる操作がメニューのの中に移っている