ウィルコムからシャープ製のスマートフォン「WILLCOM 03(型番:WS020SH)」が2008年5月26日に発表された。2005年10月に新しいモバイルコミュニケーションツールとして登場し、まだ日本においては馴染みのなかったスマートフォン市場を創生してきた「W-ZERO3シリーズ」。よりケータイに近づけたモデルとして「W-ZERO3 [es]」や「Advanced/W-ZERO3 [es]」を経て、1年ぶりに第4世代目の集大成として機能やデザインなどをゼロから見直したモデルになっているという。

 特に、これまでもマニアなガジェット好きが飛びつく機種というようなアーリーアダプタ層から、より広い利用者となるマジョリティ層に利用してもらえることを目指してきたが、そういった部分をより強め、コンパクト化やフルフラット・サーフェースによる洗練したデザイン、複数のボディカラーのラインナップといった点が強調されている。

 また、ソフトバンクモバイルから発売が近づいている注目のアップル製携帯電話「iPhone」と同じように画面を触って操作するタッチオペレーションを取り入れており、利用シーンによって十字キーと数字キーの機能がLED表示で入れ替わるイルミネーション・タッチを採用している。もちろん、W-ZERO3シリーズの証でもあるように横にスライドするQWERTY配列のフルキーボードも備え、入力には事欠かない。

 こうしたトレンドを取り入れつつ、よりケータイとしても進化しており、スマートフォンとしては初めてワンセグを内蔵したほか、W-ZERO3シリーズとして初めてBluetoothを搭載している。今回もOSには、マイクロソフトのモバイル向け最新バージョンである「Windows Mobile 6.1 Classic 日本語版」を採用。さらに、タッチ操作による快適なスムーズスクロールやズームに対応した「Opera Mobile 9.5」などの最新ソフトウェアや改良されたメールアプリケーションも搭載しており、着実に進化を遂げている。本特集では、そんなWILLCOM 03についていち早く詳細に紹介していきたい。(文/memn0ck)

【第1回】

時代はiPhoneやPRADA Phone by LGなどとともにタッチオペレーションへ
ガラパゴスな日本のケータイ市場で売れる機能やデザインとは?

【第2回】

フルフラット・サーフェースなブラックボディの質感をチェック
小型化してW-ZERO3シリーズ初となる3色同時発売でマスユーザーを取り込む

【第3回】

イルミネーション・タッチによる入力はどうなのか?
改良された通話、メール、ウェブブザウザ機能の快適度は?

【第4回】New!

新しく搭載されたワンセグやBluetoothの使い勝手をチェック
バーコード・名刺・コラムリーダと活用方法もいろいろなカメラ機能を試す