スポーツメーカーによる
ビジネス市場参入も相次ぐ

スポーツ用品メーカーとして知られるアシックスが開発したビジネスシューズ。通気性に優れているうえ、ヘリオスクッションを採用しており、足が疲れにくい。写真は防水性が高いWAT613。2万2500円(画像クリックで拡大)

ミズノもアシックスと同じく、ビジネスシューズ市場に参入した。写真はミズノ BC801。2万4150円(画像クリックで拡大)

 こうした靴専門メーカーのほか、最近はスポーツメーカーがビジネスシューズを展開している。アシックスの「ランウォーク」は、ソール底部に備えられた2つの通気孔から空気を取り込み、吐き出す、ダブルエアサイクル構造を採用している。さらに吸汗性に優れた新開発の中敷が、靴の内部のコンディションを爽快にキープしてくれる。

 「ランウォーク」の特徴は、こうしたムレを防ぐシステムだけでない。「アスリートのための技術を、長い期間かけて培ってきた。足への負担を減らし、長時間歩いても疲れにくいシューズの開発には自信がある」(アシックス)。

 クッショニングシステムには、最新型のスポーツシューズにも使われている「ヘリオス」という構造を導入。従来のシューズは、クッション材の厚みで着地のショックを逃がしていたが、ヘリオスはクッション材が横にずれることで衝撃を緩やかにする。そのため、見た目が薄くスマートでも、軽やかな歩き心地が期待できる。デザインやカラーが多数揃っているが、雨の多いシーズンには防水性を高めた「WAT613」などがお薦めだ。

 スポーツメーカー、ミズノもビジネスシューズ市場に打って出た。「ミズノ BC801」にはミズノ独自のソール「MIZUNO WAVE」を採用。波型のプレートをソールに挟み込むことで、着地の衝撃を吸収。実際に履いてみたが、ランニングシューズのような軽さだと感じた。ダークブラウンとブラックの2色があり、ダークブラウンにはクールビズを意識してスムース革を採用。夏を涼しげに過ごすためにも、見た目も重視して商品を選びたい。

(文/川岸 徹=ジャムセッション)