手に持ったメモ帳に書きやすいアウトドア仕様のボールペン

トンボ
XPA
2625円

トンボ「XPA」2625円(税込)色は、黒と銀の2色。写真は携帯時(画像クリックで拡大)

ペンの後部を引っ張ると、軸が伸び、同時にペン芯が露出する。この状態で書く。携帯スタイルに戻す時は、後部を押し戻せばOK(画像クリックで拡大)

 独特の形状だが、アウトドア用のペンとして考え抜かれた仕様で、持っていると心強い油性ボールペンだ。携帯時は約10cmの手のひらサイズ。だが、ペンの後部を引っ張ると軸が伸びると同時にペン芯が現れて筆記可能になる。その際に長さが約13cmと、手に持ちやすいサイズになる。本体はアルマイト仕上げ(耐久性を持たせる表面処理)を施したアルミニウム製で、重量は約22g。軽いけれど、落としたくらいではビクともしない、強靱さと携帯性を併せ持つ。

 リフィル(替え芯)はガス加圧式で、水に濡れた紙でも、上向きでも、零下20度の中でも、スイスイと書ける優れ物。本体自体、ある程度太いので、ミニペンといっても持ちにくいこともない。ストラップホール付きなので、常に身に着けていて、さっと書くという用途に最適。まるで工具のような潔いデザインも、ほかのボールペンにはない魅力だ。

使うリフィルは、BR-VMP(315円)というタイプ。形状こそ、いわゆるマルチペン用のものだが、加圧式の特殊なもの。なので、少々高い。油性でペン先の太さは1mm(画像クリックで拡大)

ペン先のガード部分は、書くときにはやや引っ込んで、ペン芯をしっかり支える。そのため、筆記時はほとんどブレない。油性ボールペンだが、加圧式のせいかインクの出がスムーズ。書き味はなめらか(画像クリックで拡大)


ミニペンとしては傑出した出来

 特殊な形、特殊なギミックのペンだが、引っ張って芯を出すというメカニズムは、ノック式や回転式に比べ、カバンやポケットの中で誤って芯が出る心配がない。ポケットを汚したり、ペン先を破損したりといった事故も少ないわけだ。このあたりも、持ち歩いて使うことを想定した機能だろう。デザイン、機能の割に価格も手頃で、いわゆるミニペンというジャンルの中でも傑出したボールペンと言える。

書いてみた。横向きでも上向きでも、同じようにインクが出るので、手に持ったメモ帳に書くときに威力を発揮。インクの出がスムーズだと、メモを取るストレスがかなり軽減される(画像クリックで拡大)