カメラまかせで撮影できる優秀なオートカメラ

ソニー
Cyber-shot DSC-W170
実売価格:3万3100円
発売日:2008年4月
有効画素数 1010万画素
光学ズーム 5倍
記録メディア MS Duo
撮影可能枚数 390枚
液晶 2.7型
(23.04万ドット)
最高ISO感度 3200(1010万画素)
●CCDサイズ:1/2.3型●最大記録解像度:3648×2736●レンズ焦点距離(35mm換算):28~140mm●開放絞り値:F3.3~F5.2●最短撮影距離: 10cm●動画:640×480、30fps●メモリー:内蔵(15MB)●バッテリー:専用充電池●サイズ:幅9.37×奥行き2.4×高さ5.8cm●重さ:142g

 ソニーのオーソドックスなコンパクトデジカメシリーズの中で、比較的上のクラスに位置するのがこの「Cyber-shot DSC-W170」。広角側28mm相当からの光学5倍ズームレンズと、光学式手ブレ補正機構を搭載したモデルで、有効画素数は1010万画素。撮像素子は、1/2.3型の1030万画素CCDだ。シルバー、ゴールド、レッド、ブラックの4色のカラバリを用意している。

 基本感度はISO80、最高感度はISO3200で、すべての感度において1010万画素で記録できる。“まかせなサイバーショット”の宣伝文句で呼ばれる、顔認識を含めたシーン自動認識機能「おまかせシーン認識」を持つのが特徴だ。撮影した印象では、シーンの認識率が高く、おまかせで安心して撮影できる優秀なオートカメラだと感じられる。使いやすい撮影モードダイヤルを装備し、さまざまな撮影モードを簡単に選べるが、ほとんどの場合、撮影モードをオートにして、おまかせシーン認識をオンにすれば大丈夫だろう。ただし、シーンがうまく認識できない場面ではピントはずれなどが目立った。

 おまかせシーン認識では、手ブレ補正に使用する角速度センサーでカメラのブレを検知し、シーンを判別するのが面白い。カメラのブレがほとんどない状態だと三脚に据えていると判断し、低感度にして夜をクリアに撮る「三脚夜景」に設定される。一方、カメラブレがある程度検知された場合は感度をアップする「夜景」に、画面内に顔が認識された場合には「人物&夜景」という具合だ。

 マクロモードへの切り替えが不要なオートマクロが採用されたことはうれしいが、最短撮影距離がレンズ前約10cmというのは少々もの足りない。もう少し寄れるようにしてほしい。