ホリプロ
〜実力のあるマネージャーが女優を発掘
数多くある芸能プロダクションのなかでも、おそらく吉本興業と並んで知名度が高いのがホリプロだ。2008年で創業45年になる老舗の大手プロダクションで、和田アキ子ら大ベテランから、藤原竜也、妻夫木聡、松山ケンイチら男性俳優陣、さま〜ず、ザ・たっち、チェリー☆パイなどのお笑いタレント、さらに文化人、スポーツ選手まで、幅広くマネージメントしている。
所属女優には、深田恭子、酒井彩名、綾瀬はるか、石原さとみ、香椎由宇、芦名星、美波らがいる。親しみやすい大衆的なキャラクターの持ち主が多く、和田アキ子も所属しているだけあって、幅広い年齢に愛される女優を育てていこうという、“お茶の間志向”が徹底している。また、ドラマに強いプロダクションで、今後も石原さとみに続く主演女優を育てていくだろう。
女優発掘の軸は、毎年開催される「ホリプロタレントスカウトキャラバン」という全国規模のオーディション。80年代にはグランプリを獲得した井森美幸や山瀬まみがバラドルとして“想定外”の人気者になった。
90年代後半以降は、深田恭子、平山あや、綾瀬はるか、石原さとみら、現在ドラマや映画などで活躍している女優を輩出(綾瀬はるかは審査員特別賞)。2006年にグランプリになった石橋杏奈も、祖父と孫娘の交流を描いた「大日本住友製薬」のテレビCMで活躍したほか、7月公開には主演映画『きみの友だち』も公開予定で、期待の若手に浮上している。また、2004年の大会で審査員特別賞を受賞した東亜優も、2007年に公開された映画『赤い文化住宅の初子』で主演して、高い評価を得た。
プロダクションが大きな会社になって、スタッフの数も多くなると、いつまでもトップの「鶴のひと声」で新人を発掘するわけにもいかなくなり、合議制の弊害として、少数意見が反映しにくくなる。その結果、平均点の新人を育成してしまうことがある。だが、ホリプロは、毎年持ち回りで実力のあるマネジャーがホリプロタレントスカウトキャラバンの大会委員長となって、最終的な判断を任されるシステムを採用して成功している。たとえば、綾瀬はるかが選ばれた2000年のホリプロタレントスカウトキャラバンは、優香をスカウトしたチーフマネジャーが大会委員長を担当して、彼女を発掘した。
石原さとみ(いしはら さとみ)
1986年生まれ。東京都出身。4月から放送の連続ドラマ『パズル』(テレビ朝日系)に出演。性格に裏表がある“三十路”の教師役を熱演中。2008年8月には主演舞台『幕末純情伝』(原作・脚本・演出:つかこうへい)で男装のヒロイン、沖田総司を演じる。9月には主演映画『フライング☆ラビッツ』も公開予定。ラジオ『石原さとみ SAY TO ME!』(ニッポン放送)も担当している
石橋杏奈(いしばし あんな)
1992年生まれ。福岡県出身。第31回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」(2006年)でグランプリを受賞してデビュー。2008年4月からはTBS系の連続ドラマ『ROOKIES』に出演している。主演映画『きみの友だち』(公式サイト:http://www.cinemacafe.net/official/kimi-tomo/)が7月に公開される
■関連情報
- 「ホリプロ公式サイト」:http://www.horipro.co.jp/













