いまや、口臭を予防するのは、エチケットというより「ビジネスマナー」かもしれない。生活スタイル研究所(千趣会)が行った、「体のニオイ」に関するアンケートによると、自分と他人の体のにおいで一番気になるのは「口臭」と感じている人が多いという結果が出ている。そして何らかの口臭ケアをしている人の割合は、実にそのうちの7割。女性に限らず男性も積極的に口臭ケアを行っているようで、ドラッグストアの口臭予防用品コーナーでは真剣に商品を選ぶ年配の男性も見かけるようになった。そこで今回、口臭予防用品の実力を実際に試してみた。
(文/葉石 かおり)
まず最初に試してみたのは、大手ドラッグストアで売り切れ続出となっている「マスティックウォッシュ」(500ミリリットル/3045円 GKコーポレーション)という商品だ。実際、渋谷のドラッグストアで買おうとしたところ売り切れだった。店員に話を聞くと、「買っていくのは30〜50代の幅広い年齢層。男女の割合は半々」という。そこでこの人気商品の実力を試すべく、メーカーから商品を取り寄せてみた。
試したのは、きちんと歯磨きした後だ。付属のキャップ内のライン(約15ミリリットル)まで注いだ液体を口に含み、15秒ほどゆすいでから用意した紙コップに吐き出してみた。すると、得体の知れない布海苔に似たどろっとした物体が無数に浮いていた。GKコーポレーションの説明では、これは、歯磨きでは取りきれなかった、舌苔や歯垢、食べかすが入り混じったもの。これらが“口臭の元”になるらしい。歯磨きした直後だというのに、「目に見える汚れ」がこんなにあるとはショックである。確かに使用後は、口の中のぬるぬる感がなくなり、すっきり爽やか。口臭がなくなった感じがする。











