夏モデルで新たに投入する液晶一体型デスクトップ「FMV-DESKPOWER F」。画面比率が16:9の16型ワイド液晶を備える(画像クリックで拡大)

 富士通は2008年4月22日、2008年のパソコン夏モデルを発表した。ノートパソコンが「FMV-BIBLO LOOX R」「同 MG」「同 NF」「同 NX」の4シリーズ、デスクトップパソコンが新シリーズの「FMV-DESKPOWER F」「同 LX」「同 EK」「同 CE」の4シリーズ。いずれも価格はオープンで、4月24日から順次発売する。

 注目は夏モデルで新しく投入する新シリーズのFMV-DESKPOWER F。薄型テレビのような外観のスリムなボードパソコンで、NECの「VALUESTAR N」、ソニーの「VAIO type L」のライバル機種となるシリーズだ。メインターゲットは女性ということで、シンプルで丸みのあるデザインが特徴。機能面もシンプルで、テレビ機能は備えない。丸い台座部分はライトスタンドのようなスピンドル加工を施している。台座部は直径18cmで省スペース性にも配慮。本体は左右80度、後ろに15度、高さは3段階で調整できる。

 ディスプレイは画面比率が16:9の16型ワイド液晶を搭載。光学ドライブは右側面にスロットインタイプのDVDスーパーマルチドライブを備える。キーボードとマウスはワイヤレス式のものが付属する。予想実売価格は18万円前後で、ライバル機種より少し高めの設定になっている。

 ソフトウエア面は、テレビ機能搭載モデルでデジタル放送の機能を強化。録画済み番組をSD画質に変換し、HDD内のデータ容量を抑えられるようにした。また、録画済み番組をDVDディスクの容量に合わせて自動的にビットレートを変換して書き込む「ぴったりムーブ・ダビング」機能を搭載した。今年6月から始まるデジタル放送の新しい録画ルール「ダビング10」にも対応する予定だ。ほかにもメモリーカード内の写真を簡単に保存したり、スライドショーで楽しんだりできる簡易写真管理ソフト「マイフォト」を新たに搭載した。OSは全機種にWindows Vista Service Pack1(以下、SP1)を採用し、安定性や信頼性、周辺機器やソフトウエアとの互換性を高めた(SP1についての詳しい情報)。

 なお、UMPCの「FMV-BIBLO LOOX U」、リビング向けパソコン「FMV-TEO」、Web直販限定のタブレットPC「FMV-BIBLO LOOX P」は継続販売する。

 各シリーズの概要は次ページ以降を参照してほしい。