“Webメール”導入のススメ

Gmail
Gmailのトップページ。メールボックス容量は3サービスで一番多い約6.5GB(3月末時点)。1通あたりメール容量も20MBまで対応する(画像クリックで拡大)

 新生活がスタートする4月。社会人として、新年度に向け気持ちを新たにしている人は多いだろう。本特集ではそうした人に向け、改めて仕事・生活に役立つオンラインサービスを取り上げてみたい。3大ポータルサイトのGoogle、Yahoo!Japan、Windows Liveで提供されているサービスをジャンル別にピックアップし、メリットや便利な使い方を紹介していく。

 1回目のテーマに選んだのは「Webメール」だ。パソコンから利用できるメールには、パソコンのメールソフトを介して受送信するタイプと、インターネットエクスプローラ(以下、IE)などのブラウザーソフトで受送信するタイプの2種類ある。Webメールと呼ばれるのは後者の方。ユーザーIDとパスワードを覚えておけば、会社や学校、ネットカフェなどの自宅以外のパソコンからでもメールの受送信ができるのが特徴だ。かつて、Webメールサービスは、メールボックス容量(メールをためておけるデータ容量)が少なかったり、スパムメールを防ぐ機能が弱かったりして、便利だが快適とは言えないものだった。

 そんな状況を一変させたのは、検索サービス大手のGoogle。最大1GBのメールボックス容量を用意した「Gmail」を2004年4月、米国でスタートさせ、2005年4月には日本語版Gmailが登場。当初のGmailは、既存会員からの紹介制サービスだったが、2006年8月に登録制へと移行すると一気に利用者が拡大した。まさに大容量Webメール時代の先駆けとなったサービスだ。このGmailの登場により、従来型Webメールサービスとして提供されてきたYahoo!メールとMSN Hotmailもサービスの拡充を余儀なくされる。

 Yahoo!メールは2006年6月に100MB(無料会員向け)だったメールボックス容量を1GBへとアップ。今年秋にはページデザインを一新し、Flashベースのインターフェース(※1)に作り替えることを表明している。新しいインターフェースでは日本独自のもので、マウスによるドラッグ&ドロップでメールを移動できるなど、使い勝手の面でGmailに対抗する構えだ。一方、1999年4月から日本語版のWebメールサービスを提供してきた「MSN Hotmail」は、昨年に「Windows Live Hotmail」へとリニューアルした。マイクロソフトが掲げるオンラインサービス「Windows Live」戦略の一環で、メールボックス容量が5GBへと拡張されている。

(※1)インターフェース……画面のデザインと操作性

Yahoo!メール
Yahoo!メールのトップページ。米Yahoo!メールはメールボックス容量を無制限としているが、日本版は1GBに制限されている(画像クリックで拡大)

Windows Live Hotmail
Windows Live Hotmailのトップページ。拡張バージョンを利用すると、メール内容のプレビュー表示やドラッグ&ドロップでのメール移動ができる(画像クリックで拡大)