ウィルコムは、中国でも利用できる音声通話とメールに特化したセイコーインスツル(SII)製PHS端末「X PLATE(テンプレート)」(WX130S)を2008年2月20日に発売した。

 中国といえば、今年は北京オリンピックが控えている。日本から競技を観に行く人もたくさんいるだろう。当然、現地で、仲間同士で携帯電話を使うなら、現地の電話会社を直接利用できるほうが安くて快適に違いない。中国で本当にPHSが使えるの?中国の現地のキャリアがローミングなしでそのまま使えるの?それって料金安くなるのかな。これは、試してこなくては! 北京現地レポート第3弾!

PIMカードは月額使用料がかかる

 前回、無事PIMカードをゲットした私。これで心ゆくまで北京を満喫できるというもの。観光から戻った私は、早速X PLATEをチェックしてみた。

PIMカードは電池パックをはずした場所に入れる(画像クリックで拡大)

PIMカードが認識された画面(画像クリックで拡大)

通信機能設定で、PIM設定を開く(画像クリックで拡大)

PINコード設定でパスワードもかけられる(画像クリックで拡大)

ドコモはCU-GSM(チャイナユニコム)に接続。パケット接続もスムーズ。リモートメール、mixiなどにすいすいアクセスできた。ただし、一晩で「利用料が一万円を超えました」の連絡メールが届く。ひー!(画像クリックで拡大)

 X PLATEはSMSの送信(受信はX PLATE同士のみ)しかできないが、電池も充電なしで3日間大丈夫だったし、通話もクリアな音で快適に使える。パケット接続は日本にいる感覚で使うと、あっという間に値段が跳ね上がるので、X PLATEの方が実用的かも。ただし、日本で使っている電話番号は、当然ながら使えない。日本にいる友人に番号を教えるには、電話をかけて知らせるしかない。

 2度3度と中国へ行く人なら、一度PIMカードを購入すればずっと同じ番号が使える!と思うかもしれないが、このPIMカードは、月額使用料がかかる。もっともめちゃくちゃ安いのだが、日本に帰国したら、月額使用料を払うすべがない。

 帰国前に解約しないと、PIMカードを契約するときに保証人を頼んだ中国在住の人に請求が行くかもしれない。しかも解約は、契約の1カ月後にしかできない。短期間の旅行で、PIMカードを購入するのは、かなり敷居が高いと考えていい。