第3回はカメラファン垂涎の高級機、キヤノン「EOS-1Ds Mark III」とニコン「D3」が登場。どちらも、35mmフルサイズのセンサーを搭載した両社のフラッグシップモデルだ。前回に引き続き、カメラマン&講師に塙 真一氏を、モデル兼生徒に原田実智さんをお迎えして、河津桜をお届けします。桜撮りテクニックと合わせてお楽しみください。
河津川の遊歩道で、河津桜の由来が書かれた立て札を見つけた。昭和30年頃に発見された桜の若木が、曲折を経て昭和50年4月に「河津桜」と命名されるまでの歴史が分かる。最初に発見された原木は今でも、河津町田中の飯田家宅の庭にあるという
憧れのフラッグシップモデル、キヤノン「EOS-1Ds Mark III」
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EOS-1Ds Mark III(キヤノン) 使用レンズ EF50mm F1.8 II(写真左、本体装着) EF300mm F4L IS USM(写真中央) EF14mm F2.8L II USM(写真右) 仕様、価格など詳細は第1回に掲載 |
桜撮りテク
〜人物と桜を一緒に撮るコツは?〜
●撮影機材:キヤノン「EOS-1Ds Mark III」●使用レンズ:EF50mm F1.8 II●露出モード:マニュアル●シャッター速度:1/640秒●絞り:F1.8●ISO感度:100●焦点距離:50mm
桜と菜の花を背景に据えて原田さんを撮影した。単焦点レンズならではの、ヌケが良く透明感のあるポートレートに仕上がった。実は撮影に使用した単焦点レンズ「EF50mm F1.8 II」の実売価格は1万円以下と驚くほど安い。しかしながら、作例を見て分かるとおり高い描写力を誇る。価格が高くてなかなか2本目のレンズ購入に踏み切れない人には、オススメのレンズだ。
人物と桜を一緒に入れてうまく撮るには、ちょっとしたコツが必要。ポートレート撮影では、あくまでも人物が素敵に見えるように撮りたい。ところが、桜の花を背景にすると、ついつい欲張って桜の花もキレイに写したくなってしまうもの。しかし、人物と花の両方をキレイに撮るのは意外と難しいのだ。そこで、背景となる桜や菜の花の形ではなく、色味の雰囲気を重視しよう。絞りを開き気味にして、背景をふわっとしたボケに仕上げるのがポイントだ。撮影に適した天候は、日光がさんさんと降り注ぐような日ではなく、薄曇りで柔らかな日が射しているときのほうが撮りやすい。また、光を反射させるレフ板を使って、顔に影ができないようにすれば、よりキレイに撮影できる。観光地などで撮影すると、ガードレールや電柱、人などが入りやすいので注意しよう。











