第2回はエントリーモデル編と題し、ソニー「α350」とニコン「D60」の桜画像をお届けします。今回、撮影&講師として協力いただいたのは、カメラマンの塙 真一氏。モデル兼生徒には原田実智さんが参加してくれました。桜を撮る際のちょっとしたこコツとともに、ピンクの花咲く桜の放つ、春の息吹をひと足早く感じてください!

多彩なアングルに挑戦できる、ソニー「α350」


α350(ソニー)

使用レンズ
DT 16-105mm F3.5-5.6(写真左、本体装着)
75-300mm F4.5-5.6(写真中央)
135mm F2.8 [T4.5] STF(写真右)

仕様、価格など詳細は第1回に掲載
●75-300mm F4.5-5.6で撮影

●撮影機材:ソニー「α350」●使用レンズ:75-300mm F4.5-5.6●露出モード:マニュアル●シャッター速度:1/125秒●絞り:F5.6●ISO感度:100●焦点距離:450mm相当(画像クリックで拡大)

 蜜に誘われ、河津桜に群がるメジロを発見。早速、望遠ズームレンズ「75-300mm F4.5-5.6」の望遠端で撮影。このレンズはα350に取り付けると、望遠端450mm相当の超望遠レンズとなるので、メジロが頭上高い木の先端に止まっていても、しっかりとここまで寄れる。名前の由来でもある、目の周りの白い輪はもちろん、毛並みもしっかり解像。ピンクの花ビラがうっすら溶け込んだ背景が美しい。

桜撮りテク
~背景の“色味”に気をつけよう~

●75-300mm F4.5-5.6で撮影

●撮影機材:ソニー「α350」●使用レンズ:75-300mm F4.5-5.6●露出モード:マニュアル●シャッター速度:1/125秒●絞り:F5.6●ISO感度:100●焦点距離:450mm相当(画像クリックで拡大)

●75-300mm F4.5-5.6で撮影

●撮影機材:ソニー「α350」●使用レンズ:75-300mm F4.5-5.6●露出モード:マニュアル●シャッター速度:1/125秒●絞り:F5.6●ISO感度:100●焦点距離:450mm相当(画像クリックで拡大)

 上の2枚は、450mm相当の超望遠ズームレンズならではの背景ボケを生かした2つの写真。超望遠ズームレンズでは、背景の形が分からなくなるくらいボケてくれるので、背景の色味が引き立ってくる。左の写真は川岸に咲く菜の花の色味を生かしたもの。一方、右の写真は川を背景にしたものになる。どちらも同じ個所を撮影した画像だが、背景色が違うため印象がここまで異なってしまうのだ。

 超望遠レンズを使って桜を撮る際に、簡単に撮影ポイントを絞る方法がある。たくさんの桜の木々が並ぶ場所では、どこで撮ればいいのか悩んでしまうことが多いだろう。そこでまず、背景色に使いたい被写体を先に見つけよう。そして、その背景内に収まる範囲で形のいい花びらを探せば、むやみに歩き回ることなく撮影ポイントを見つけられるはず。背景を決める際には、桜の花びらが浮き出る色を選びたい。背景には、空や、林、山、もしくは今回のように菜の花などの花が使える。ただし、空の場合、濃い青空でないと背景が白く飛んでしまい、白い桜の花びらは背景に沈んでしまうので気をつけよう。オススメは林などを使って背景色を黒くし、花びらを浮かび上がらせる方法だ。背景の色味は好みによって変わるだろうが、あれこれ入れてしまうと色が散漫になってしまうので、なるべくシンプルにまとめたい。