セルフサービスを取り入れて、
豪華施設で温泉三昧を実現!

 あったかーい温泉が恋しい季節がやって来た。でも、ふところ具合はちょっと寒い。そんな時でも手軽に利用できる、1泊2食付きでも1万円以下で泊まれる宿が増えている。それも、豪華な施設が利用できるのがポイントだ。

 まず紹介するのは、全国に100のホテル・旅館がある四季倶楽部。ここの最大の特徴は、365日いつでも1泊朝食付き5250円という料金の安さだ。レストランでの夕食(施設により2100円~4200円)を付けても1万円以下で収まる計算。会員制リゾートなどではなく、空室があれば誰でも利用できる。

 安さの秘密は、その運用形態にある。100の宿泊施設というのは、直営22施設と78の提携施設に分けられ、22の直営施設は実は一般の企業が所有する保養所なのだ。その企業の社員用の部屋と、一般の利用客用の部屋を区分。企業と契約を結んだ三菱地所グループの四季リゾーツがまとめて運営を行う。そのため、通常の温泉旅館のような客室サービスはなく、すべてセルフ。その代わり、ビールやジュースも自販機でコンビニ価格で買える。

 保養所だからといって侮れない。素晴らしい立地に豪華な施設という所は少なくないのだ。「箱根にある、元々役員専用につくられた豪華施設『強羅スタイル』、大涌谷からの白濁の湯が楽しめる『強羅彩香』などが人気で、リピーターも多い。年々人気が高まっていて、直営施設の稼働率は90%超」(四季倶楽部・広報担当)。

駅から徒歩5分。全館禁煙で全8室というプライベートリゾート感覚が人気の豪華施設「強羅スタイル」のラウンジ(画像クリックで拡大)

強羅スタイルの大浴場。首都圏からアクセスが良い箱根地区は温泉好きには人気が高い(画像クリックで拡大)

箱根アルパインハウスは料理が人気の宿。写真は料理の一例(旬魚と帆立のカルパッチョ)。直営施設・提携施設のレストランで食事する際は、瓶ビールは1本315円、ジュースは126円(画像クリックで拡大)

 この四季倶楽部。元々は、三菱地所の社内ベンチャーから生まれた事業。「家族で旅行できるゴールデンウィーク、夏休み、正月の期間だけホテル・旅館の宿泊料金が高くなるのはつらい」というのが発案者の思いだった。

 体育館付き、テニスコート付きなどスポーツを楽しめる施設も充実。提携施設の中には、目の前がスキー場という新潟のホテルもある。78の提携施設も、直営施設と同様の安い料金設定。予約する前に、四季倶楽部のホームページで各施設の内容をチェックしておきたい。